2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

集中の戻し方をリードします。付いてくる子どもを、合いの手で褒めます。

のような宿題40問を計算しています。 計算に手順があります。 最初に何をして、 次に何をして・・・と続く一連の計算です。 右の8と5を上から下に見て、 たし算の答え13を出して、 3を書いて、 1を繰り上がり数として覚えます。 続いて、 6と3を上…

プロセス(動画)が、結果(静止画)を生み出します。だから動きを褒めます。

のような宿題を計算しています。 40問です。 スラスラと楽に計算できます。 8+5 を見たら、答え13が、 6+3 を見たら、答え9が 頭に浮かぶ感覚を持っています。 6+8、4+6、9+5、7+5、8+8、 このようなたし算25問を 20秒で計算…

1行で計算する2けた×2けたの計算だけを、取り去りやすい言葉でリードして教えます。

の計算の手順を教えます。 取り去りやすい最小限の言葉だけです。 0を示して、 「このゼロ(0)、ここ」と言いながら、 0の真下を示します。 子どもは、0を見た後、 と書きます。 次に、 3と1を順に示しながら、 「さんいちがさん」と言って、 3の下…

3けた×3けたまで教えます。計算の仕組みが分かります。するとこの先を、子どもが自分で計算できます。

どうして、 のような3けた×3けたまで 教えるのでしょうか? のような3けた×2けたまででしたら、 計算の仕組みが分かりませんから、 のような3けた×3けたを 計算できない子がいます。 のような3けた×3けたまで教えると、 計算の仕組みが分かります。 …

3けた×2けたの計算の延長として、3けた×3けたの計算を予想してから、「どうやるの?」と聞く子です。

を計算します。 初めての3けた×3けたです。 この子は、 の3けた×2けたでしたら、 と、2行で計算できます。 かけ算は、下から上に見ます。 は、1から4を見ます。 下から上です。 そして、1×4=4 です。 は、10の位のかけ算です。 のように、答え…

暗算のひき算を、暗算のたし算の逆で計算します。慣れて楽に計算できるようになるまで逃げます。

10-5、10-2、11-7、12-4 の暗算のひき算を、 たし算の逆で計算する力を持っている子です。 ひき算 10-5 でしたら、 たし算 5+5=10 の逆で、 10-5=5 です。 ひき算 10-2 は、 たし算 2+8=10 の逆で、 10-2=8…

親は子の、子は親の素晴らしさや良い行動を、「なぜかというと」と、互いに言葉にします。

「あなた(君)は素晴らしいと思う。 なぜかというと・・・」や、 「あなた(君)がこんなことをしたのが良かった。 なぜかというと・・・」を、 親子で互いに言い合うことができます。 互いに、1つずつ言うようにすれば、 ゲームのようになります。 子は、…

「分からない」と甘える子を、速いスピードの軽やかなリズムのリードに乗せます。

の3けた×2けたの筆算のかけ算を、 「分からない」、 「教えて」と甘えの強い子に教えます。 このような新しい内容に進むと、 「分からない」、「教えて」と甘える子です。 計算の仕方を、 自分でつかもうとしません。 だから、 の3けた×2けたの筆算のか…

たし算の答えを浮かべる感覚を利用して、ひき算を計算します。新しい挑戦です。

7+8 を見たら、 答え15が頭に浮かぶ感覚を持った後、 15-7 を学びます。 この順が、普通です。 ひき算の計算は、 たし算と逆の向きに数えます。 15-7 の15を「じゅうご」と読んでから、 「じゅうし、じゅうさん、じゅうに、じゅういち、じゅ…

ダラダラと計算していた子です。テキパキと計算するリードを続けると、突然、サッサとに変わります。

計算問題を計算しているときの動きが、 ダラダラとしている子です。 宿題を取り出すのも、 鉛筆を持つのも、 ノートを開くのも、 計算するのも、 答えを書くのも、 消して書き直すのも、 ダラダラしています。 この子は、 九九を覚えることが好きでした。 テ…

見本をまねして、問題を計算させます。正しく計算できたら、「どうやったの?」と聞きます。

約分の計算は、 わり算を2回です。 割る数(約数)が隠れています。 自分で探し出します。 さまざまな教え方の1つです。 見本 = を見て、 まねして、 問題 = と、 = を計算します。 そして、 「下の数(分母)と、 上の数(分子)を2で割る」と、 教え…

1行で計算できると見分けたのに、2行で計算します。今を認めれば、じきに決めたように計算できます。

を1行で計算できる子です。 です。 も計算できる子です。 です。 この子に、 がどちらのタイプなのかを、 計算する前に決めさせます。 は、右下が0です。 と、1行で計算できます。 は、右上が0です。 と、2行に分けて計算します。 0が、右下なのか、 …

たし算の答えを浮かべる感覚を利用して、ひき算の答えを、「何を足すのか?」で探します。

7+8 を見ただけで、答え15が、 頭に浮かぶ感覚を持っています。 この感覚を利用して、 15-7 の答え8を探し出します。 15-7 を、 既に持っている 7+8=15 の感覚で 計算します。 15-7 を、 「7に何を足したら、15になる?」で、 答…

7+5 の計算は、7に1を、5回足します。それだけです。

7+1 の7を見て、 「しち」と黙読します。 次に、1を見て、 「はち」と、1回数えます。 この8が答えです。 4+1 でしたら、4を見て、 「し」と黙読します。 そして、1を見て、 「ご」と、1回数えます。 答え5が出ます。 1を足すたし算を計算で…

計算に動きがあります。この動きを見せます。子どもは、まねして計算します。

数唱は、 「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、・・・」と 数を順に唱えることです。 子どもに、 「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、・・・」と 唱える動きを、見せて聞かせます。 じきにまねして、子どもも。 「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち…

計算の流れを見せます。子どもはまねします。まねの仕方が上達します。まねの育ちを見守ります。

3+1 の3を無言で示して、 「さん」と声に出して読みます。 続いて、無言で1を示して、 「し」と声に出して言います。 それから、「わ(=)」で、 =を子どもに書かせます。 3+1= と変わります。 そして、=の右の余白を無言で示して、 「し」と声…

6+8 や、7+8 の見え方の違いが、答えの出し方の違いになります。

6+8、4+6、9+5、7+5、8+8、 4+8、6+5、7+9、8+5、4+4、 5+7、8+7、9+6、4+7、5+6、 8+4、7+7、5+4、8+6、7+8、 5+5、7+6、9+8、7+4、6+7。 4から9までの暗算のたし算が25問…

8+5 を見たら、答え13が頭に浮かぶ感覚を持ちます。自分でつかみます。ですが、教えてもらえたと勘違いするのが普通です。

たし算の感覚を持つ前は、 指で数えて計算します。 8+5 の8を「はち」と黙読して、 5を見てから、 「く、じゅう、じゅういち、じゅうに、じゅうさん」と、 指で5回数えます。 こうして、答え13を出します。 繰り返し計算していると、 8+5を見ただ…

暗算のひき算の計算に、暗算のたし算の答えを浮かべる感覚を利用できます。

7+8 や 5+9 の問題を見ただけで、 答え15や14が頭に浮かぶ感覚を持っています。 暗算のひき算に進みます。 10の補数(5と5、4と6、3と7、2と8、1と9)の組と、 1~100の数字の表を、 ひゃく(100)、きゅうじゅうく(99)、…

涙がポトリと落ちます。見えるのはこれだけでしょうか?

の見本を見て、 をまねして、 計算するように誘います。 計算できない目の前の子は、 声を立てないで、 静かに泣いて、 涙がポトリと落ちます。 このことだけを見るのは、「こちら」です。 今の「こちら」が見ています。 「鉛筆は持ったまま」や、 「目の前…

その時その場で「立ち上がる」だけで、マイナスの気持ちを断ち切れます。

のような筆算のかけ算の見本を見て、 をまねして同じように計算します。 非常識ですが、説明しません。 見てまねさせます。 「 を見て、まねして、 を計算して」と誘います。 同じように計算すると、 です。 1行です。 この子は、 のような2けた×2けたの…

さまざまな計算でさまざまにつまずきます。受け入れます。計算をリードして、乗り越えるのを待ちます。

つまずく箇所とつまずき方に 大きな個人差があります。 つまずきを乗り越えるのは子どもです。 必ず乗り越えます。 ですから、つまずいたら、 つまずいたことを受け入れて、 その計算をリードします。 これが、こちらにできることです。 7+5 の指が取れそ…

引き締めていた気持ちが緩みます。集中が切れて逃げます。こうなったら計算をリードします。

3-2、9-3、10-5 のようなひき算を 習い始めたばかりの子です。 3-2 の3を「さん」と黙読して、 2を見て、2回、 「に、いち」と数字をさかのぼります。 3-2=1 です。 9-3 の9を「く」と黙読して、 3を見て、「はち、しち、ろく」と…

32×58が計算できるようになります。特殊な31×20を習います。すると、できていた32×58の計算が乱れたりします。

のような2けた×2けたの筆算のかけ算で、 九九の組み合わせを間違えることもあります。 の一部分、 を計算するとき、 8×2 の次に、2×3 としてしまうような間違いです。 正しくは 8×3 です。 いつもではありません。 こうしてしまうこともあります。 …

子どもは、いたずらをしている自分と、たし算を計算している自分の両方を見ています。

6+7 や 9+3 のようなたし算を 100問計算しています。 6+7 の6を「ろく」と黙読して、 「しち、はち、く、じゅう、じゅういち、じゅうに、じゅうさん」と 指で7回数えて、答え13を出します。 9+3 でしたら、 9を「く」としてから、 「じ…

子どもは、計算している自分と、他のことをしている自分の両方を、同時に見ています。どちらか一方を見るこちらと違います。

宿題をしています。 のようなかけ算の計算問題です。 7×7=49 と計算して、9を書きます。 です。 7×8=56 と計算して、 繰り上がり数4を、56+4=60と足します。 です。 筆算のかけ算の計算の仕方を知っています。 九九の答えが浮かびます。 …

易しいひき算が続くと、気が緩みます。こうなってから難しいひき算に出会うと、うろたえます。

4-3、5-3、6-3 のようなひき算に、 易しさを感じます。 自然に、気持ちが緩みます。 たし算の指が取れている子です。 6+8 を見たら、頭に答え14が浮かぶ感覚を持っています。 でもまだ、ひき算の感覚を持っていません。 6-3 を見ても、 見…

見本をまねして、自力で計算できそうな問題は、そうするように勧めます。

2けた×2けたの筆算のかけ算を計算できます。 でしたら、 一部分 を計算して、 とします。 続いて、別の一部分 を計算して、 です。 最後に、124と62の筆算のたし算を計算して、 です。 このように計算できる子です。 この子が、 のような筆算のかけ算…

7+4 の計算を中断して、すぐ寝ようとします。子どもの内面のリーダーです。

5+4 を計算できます。 5を見て、「ご」と黙読します。 4を見て、 「ろく、しち、はち、く」と、 指で4回数えます。 そして、5+4=9 と書きます。 これだけのことを、 子どもは自力でします。 このような計算をリードするリーダーが、 子どもの内面…

計算結果は静止画です。答えを出すまでの計算は、動画です。

は、長い計算手順で計算します。 子どもが内面に、 2けた×2けたのかけ算をリードするリーダーを持てば、 このリーダーが計算をリードします。 自分をリードするリーダーを、 子どもが見ることができるように、 こちらが子どもの内面のリーダーを演じて、 …