2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

子どもを主役にします。すると、つかむのが難しいたし算の力をつかみます。

子どもを主役にします。 こちらがそうしようと決めれば、 すぐにそうできます。 子どもの協力がなくてもできます。 こちらの振る舞い方だけで、 子どもを主役にできます。 こちらが脇役になってしまいます。 「脇役になるからね」、 「あなたが主役だよ」な…

計算する前に、問題を見て、先に、「こうする」と決めてから計算する習慣があります。

1- の問題を見ます。 分数のひき算です。 分母が、15と20です。 そろっていません。 問題を見るだけで、 すぐに、このようなことが分かります。 分数のひき算は、 分母をそろえてから引きます。 子どもが分数の たし算とひき算に十分に慣れていれば、 …

テキパキと指で数えて計算する見本を、子どもの目の前で見せます。

5+3 や 9+6 のような暗算のたし算を、 指で数えて計算しています。 5+3 の5を「ご」と読み、 「ろく、しち、はち」と、 指で3回数えて、 答え8を出します。 5+3=8 です。 9+6 の9を「く」と読み、 「じゅう、じゅういち、じゅうに、じ…

「一歩進んで、これまでだれも考えたことのないものを生み出そうという人はいますか?」(レベッカ・ロバートソン)。

の約分で、 「分かりません」と、 子どもが聞きます。 普通、 すぐに教えようとします。 この普通から、 一歩進みます。 あまり考えられないことです。 「分かりません」と言った子に、 「分かる!」と強く言い返します。 この強い言い方で、 「分からない」…

副市長となったスターツが初めて、なすべきことを具体的に定義した。「タイムズ・スクエアに夢を取り戻し、厳しい現実と入れ替える」(ハーブ・スターツ)。

8+7 の7を「しち」と読み、 「はち、く、じゅう、じゅういち、じゅうに、じゅうさん、じゅうし、じゅうご」と、 指で7回数えて、 答え15を出しています。 楽にスラスラ計算できます。 ですが単調です。 退屈です。 集中が切れて、 ボーっとしてしまい…

7の段に難しさを感じたら、気持ちを思い切り強くギュッと引き締めてしまいます。

2の段~6の段までを覚えました。 そして、 7の段を覚えようとしています。 7×1=7(しちいちがしち) 、7×2=14(しちにじゅうし) 、7×3=21(しちさんにじゅういち) 、7×4=28(しちしにじゅうはち) 、 7×5=35(しちごさんじゅう…

パッと答えを出せるようになった 〇+〇 の計算スピードをもっと速くすると、パッと答えを出せる 〇+〇 が増えます。

〇+〇 を学んでいる最中の子どもは、 「答えが浮かぶようになった問題」と、 「指で数える問題」が入り交ざります。 こちらは、 〇+〇 の問題を見ただけで、 答えが勝手に浮かびます。 計算をしている感じがしません。 答えが浮かんでいます。 7+8 を見…

できることをする習慣や、できると決めて計算する習慣を子どもが持つと、できる子に育ちます。

7+5 を、 指で数えて計算する子です。 7を「しち」と読み、 「はち、く、じゅう、じゅういち、じゅうに」と、 指で5回数えます。 答え12を書きます。 7+5=12 と計算できます。 指で5回数える計算に慣れています。 ですが今日、 計算する気があ…

「宇宙からのヒント、幸運の到来、祖母の幽霊、アクシデント」(エイミ・タン)。

3+1 の3を示して、 「さん」と読み、 1を示して、 「し」と数えます。 「わ(=)」で、 =を書かせて、 「し(4)」とリードして、 3+1=4 と計算します。 続いて、 7+1 の7を示して、 「しち」と読み、 1を示して、 「はち」と数えます。 …

「どうなったらいい?」を考えた後、「どうしたらいい?」と考えます。「困った」の後、「どうしたらいい?」としません。

小3で九九を言えません。 すぐに、 「困った」と思います。 小3で九九を言えなければ、 「算数で苦労している」と 想像できます。 助けることができるのならば、 手助けして、 九九を言えるようにしたいと思います。 そしてそのまま、 「どうしたらいい?…

ジッとしていられない活動的なエネルギーを、たし算の計算に向けさせます。

5+1、5+2、5+3 を 区別して計算できます。 5+1 は、 5を「ご」と読んだ後、 「ろく(6)」と、1回数えます。 5+2 は、 「ろく、しち(7)」と、2回数えます。 5+3 は、 「ろく、しち、はち(8)」と、3回数えます。 正しく計算でき…

気が付かない約分をリードします。

4+3 =4+3=7=8 と 計算しています。 正しい計算です。 分母を最小公倍数:24にしています。 を と正しく通分しています。 4 と、3 のたし算を、 7 と正しく計算できています。 帯分数で仮分数の 7 を、 8 の帯分数に変えています。 すべて…

しなくてもいい通分に気付かせます。

6-3=6-3 と通分しています。 問題 6-3 の分母は、 同じ8ですから、 そのまま引くことができます。 それなのに、 分母を16にして 6-3 と通分しています。 しなくてもいい通分です。 ですが、 通分の計算は正しくできています。 しなくてもい…

約分の約数を浮かべる感覚があります。わり算の計算スピードを高めることで育てます。

を見たら、6が浮かびます。 分母と分子を、 それぞれ6で割ることができます。 計算します。 36÷6=6、6÷6=1 です。 約分は、= です。 を見たら、2が、 を見たら、4が、 を見たら、3が浮かびます。 分母と分子を割ることのできる数です。 約分…

疑問文:「どうやるの?」を意識すると、やり方を探し始めます。つまり、考えます。

仮分数を整数に変えます。 子どもが使うことのできる計算は、 たし算、ひき算、かけ算、わり算です。 楽にスラスラできます。 =3 とする計算は、 12÷4=3 です。 子どもは、このわり算を 楽に計算できます。 わり算をスラスラ計算できますから、 見本 …

7+8 のような暗算のたし算の多くの問題で、答えが浮かぶようになるとミスが出ます。

〇+〇 の計算は トコトン指で数えさせます。 すると、 3+1 や 5+2 のような いくつかの組み合わせで、 指で数える前に、 問題を見ただけで勝手に自動的に、 答え4や7が浮かぶようになります。 答えが浮かぶ問題が増えてくると、 やがて、 ほとんど…

「今既にできることを工夫する計算」を教えます。工夫した見本を見せて、答えを出します。

5+1 を、 5を示して、「ご」と読みます。 1を示して、 「ろく(6)」と言います。 5+1 の答え6です。 5+1=6 と計算できます。 数字5を読む力、 「ご、ろく」と数える力、 「ろく(6)」を、6と書く力、 この力を工夫しています。 この工夫…

目の前の子の少し未来を、想像します。そして、その未来の姿から目の前の今の子を見ます。

目の前の子が、 とてもグズグズしています。 少しリードして、 テキパキするようにします。 普通のリードは、 「今」から「未来」に向かいます。 時間の流れのままです。 「今」の「とてもグズグズ」を、 「未来」の「テキパキ」にリードします。 「とてもグ…

たし算の答えを浮かべる力をつかむことは、大きな試練です。

暗算のたし算のゴールは ハッキリしています。 3+8 を見ただけで 答え11を浮かべる力を 持つことです。 この力を持っている大人は、 それぞれが苦労して、 この力をつかみ取っています。 9+6 を見たら答え15が浮かぶ今、 こうなるまでの苦労を忘れ…

九九をスラスラと言う子どものイメージを、先に心に持ってから子どもを手伝います。

7の段の九九をスラスラと言えません。 7×1=7(しちいちがしち) 、7×2=14(しちにじゅうし) 、7×3=21(しちさんにじゅういち) 、7×4=28(しちしにじゅうはち) 、 7×5=35(しちごさんじゅうご) 、7×6=42(しちろくしじゅう…

5+3 のような +3 から、5+1 のような +1 への切り替えにだけ混乱して、乗り越えました。

5+1=8 と計算して、 混乱しました。 5+1 と、 5+3 は違います。 でも、 違って見えるようになる前に、 同じ計算に見えてしまう 育ちのレベルがあります。 この子には 同じ計算に見えるのですから、 5+3 の計算も、 5+1 の計算も、 どちらも…

5+7 のような暗算のたし算を計算しているとき、脳全体を使うようです。

6+8 や 5+7 のような暗算のたし算は、 小学校の算数や中学校から後の数学の 基礎になっています。 25問を20秒くらいのスピードで 計算できるようになれば、 基礎ができたといえます。 5+7 を見たら答え12を浮かべる力を、 深い集中を保って使…

「〇〇ができるようになった子」のイメージを、先に心に持ちます。それから教えます。

分数のたし算・ひき算・かけ算・わり算を 計算できます。 たし算 : 1+=1+=1、 ひき算 : 1-=1-=-= かけ算 : ×= わり算 : ÷=×= このような計算です。 分数のたし算・ひき算・かけ算・わり算は、 とてもよく似ています。 でも、少しずつ…

「覚えてしまった自分」を心に感じて、九九を練習します。

6×1=2(ろくいちがろく) 、6×2=12(ろくにじゅうに) 、6×3=18(ろくさんじゅうはち) 、6×4=24(ろくしにじゅうし) 、 6×5=30(ろくごさんじゅう) 、6×6=36(ろくろくさんじゅうろく) 、6×7=42(ろくしちしじゅうに…

指を使わずに答えを出している子どもを、こちらの心に映し出します。

7+8、3+9、5+6、……のような 暗算のたし算を、 指で数えて計算しています。 7+8 の7を「しち」と読み、 「はち、く、じゅう、じゅういち、じゅうに、じゅうさん、じゅうし、じゅうご」と、 指で8回数えて、 答え15を出します。 3+9 で、 …

心の中で、言えるようになりたいと強く思っています。子どもの心の中の気持ちを見続けます。

4×1=2(しいちがし) 、4×2=8(しにがはち) 、4×3=12(しさんじゅうに) 、4×4=16(ししじゅうろく) 、 4×5=20(しごにじゅう) 、4×6=24(しろくにじゅうし) 、4×7=28(ししちにじゅうはち) 、4×8=32(しはさん…

計算に慣れた後、何を計算するのかを気にするように育ちます。

5+3、10+3、8+3、……のようなたし算を 指で数えて計算します。 数えると答が出ますからそうします。 5+3 でしたら、 5を「ご」と読みます。 続いて、「ろく、しち、はち(8)」と、 指で3回数えます。 答え8が出ます。 指で3回数えることに…

5+1 の答えを、8とします。

15+3 や 28+3 の計算に慣れました。 15を、「じゅうご」と読みます。 続いて、 「じゅうろく、じゅうしち、じゅうはち(18)」と 数えます。 28を、「にじゅうはち」と読んでから、 「にじゅうく、さんじゅう、さんじゅういち(31)」と数え…

子どもの真後ろから頭越しに、たし算の答えをささやきます。

8+5 のような暗算のたし算で、 指が取れ始めました。 問題 8+5 を見ただけで 答え13が浮かぶような問題が増えてきました。 ほんの少し手伝うことで、 すべての問題の答えが浮かぶようにします。 こういうとき普通、 指で数えることを禁止します。 「…

九九の1つの段を6秒で言えることが、九九のゴールです。

九九の1つの段を 6秒で言えるようになるまで練習します。 2の段でしたら、 「にいちがに」、「ににんがし」、「にさんがろく」、「にしがはち」、 「にごじゅう」、「にろくじゅうに」、「にしちじゅうし」、 「にはちじゅうろく」、「にくじゅうはち」と…