2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

7+6= や、5+9= のたし算 100問を、「もうできるのに・・・」との不満にコントロールされたまま集中が切れています。突然に割って入り、止まっている計算 5+9= の答え 14 を出して、書かせてしまいます。5~6問リードするだけで、速いスピードの計算を楽しむ子に変わります。

7+6=、5+9=、8+4=、・・・・・・ たし算 100問を計算しています。 7+6= の 7 を見て、 その次の 8 から、 8、9、10、11、12、13 と、 +6 の 6回数えて、 出した答え 13 を、 7+6=13 と書きます。 この子は、 このような…

2022年04月23日(土)~2022年04月29日(金)のダイジェスト。

22年04月23日(土) 問題 7+5= を見たら、 答え 12 が出る力の持ち方や、 持つ重要性をこちらは知っています。 こちらが、 こどもに教えることができることは限られます。 「いつまでも、たし算を練習させられている・・・」と、 嫌になってダタダ…

筆算の繰り下がりの引き算の「答えの出し方」を教える対象に絞れば、具体的ですから、子どもが、自力で答えを出せるようになれば、教えたことになります。答えを出せるようにならなければ、まだ十分に教えたことになりません。

の「答えの出し方」を教えます。 「計算の仕方」を教える・・・のように、 目的を曖昧にすることが多いようです。 目的が曖昧であれば、 教えているこちらの子どもの評価の仕方が、 やはり、曖昧になります。 それでも、 「計算の仕方」を教えようとすれば、 「…

こちらの2本の指で、子どもの人差し指を、「ピンセット持ち」で挟むように持ち、こちらが動かして、四則混合の計算順を示すゲームを教えます。

四則混合は、 計算する前に計算順を決めます。 初めての子の人差し指を こちらが2本の指で、 「ピンセット持ち」で挟むように持ちます。 そして、 子どもの人差し指を、 こちらが動かしながら、 計算順を決めるゲームをリードします。 例えば、 ÷(1- )…

そのまま引くことができない同分母の帯分数のひき算は、引くことができるように書き換えます。教えることが難しい計算です。すると、理解の仕方の違いが、途中式の書き方の違いになります。

帯分数のひき算 1-= を、 自力で楽に計算できる子は、 意識するとはなく習慣のように 次のようなことをしています。 ① 2つの分母が、 7 にそろっていることを見ます。 ② 左の分子 1 から、 右の分子 3 を引きます。 ③ 1-3= は、 引くことができま…

数唱を式に書くと、1 を足すたし算、+1 になります。例えば、3+1= は、3 から始めて、ちょうど 1回の数唱です。3、4 です。これが、実は、たし算の基礎です。この 3+1= の答え 4 の出し方を、普通の速さで見せれば、3秒で終わります。

3+1= は、 3 の次の数が、4 であることを、 計算式の形に、 3+1=4 と書いているだけの話です。 10+1= であれば、 「10 の次の数は、何ですか?」を、 計算式の形に書いています。 10 の次は、11 ですから、 10+1=11 と書くこと…

47÷3= の答えの出し方を、初めての計算として教えます。この計算は、この後、ときどき現れます。何かの計算の一部分として、47÷3= が現れたら、思い出す練習になります。

47÷3= を、 このまま計算させます。 筆算に書かなくても、 この形のまま答えを出すことができます。 以下のように、 こちらの答えの出し方を、 実況中継で見せれば、 まねする見本になります。 47÷3= の 4 と、3 をこの順に示して、 「4÷3=1 …

たし算 7+6= や、ひき算 13-7= で、ミスを恐れていた子が、算数や数学の計算が進むに従い、ミスすることを自分自身に許すようになり、ミスすることで、正しい答えを探し出せるように育ちます。

7+6=、5+9= のたし算や、 13-7=、14-5= のひき算のミスを、 ほとんどの子が嫌います。 7+6= のたし算や、 13-7= のひき算で間違えることを、 恐れているような感じもします。 7+6= は、 7 の次の 8 から、 +6 の 6回、 …

2022年04月16日(土)~2022年04月22日(金)のダイジェスト。

22年04月16日(土) 四則混合 (3-2.8× )÷= の 計算順は、計算する前に、 決めることができます。 数字を見る必要がないからです。 計算順を決めるルールに、 数字が入っていません。 つながりのある質問で、 子どもに気づかせることができます…

問題 7+5= を見たら、答え 12 が出る力の持ち方や、持つ重要性をこちらは知っています。こちらが、こどもに教えることができることは限られます。「いつまでも、たし算を練習させられている・・・」と、嫌になってダタダラと計算している子をリードして、速いスピードの数える計算に戻し続けることに限られます。

7+5=、9+6=、8+4=、6+5=、・・・を、 数えて、答えを出している子に、 一定の速いスピードで計算させ続けると、 どの子も必ず、 問題 7+5= を見たら、 見ただけで、 数えていないのに、 答え 12 が出るようになります。 こうなることを、…

数字の読みと、数唱と、数字の書きを修得した後、5+1= の答え 6 の出し方を教えます。この 3つの力だけを使う方法ですが、互いに関連付けて使えるようになるまで、10問~20問の答えの出し方を見せる必要があります。

5+1= のような 1 を足すたし算は、 たし算の初歩です。 5 を見て、「ご」と読み、 1 を見て、 「ご」から、1回限定の数唱で、「ろく」と唱え、 = の右に、 音「ろく」を、6 と書きます。 このようなことを、 このような順にできれば、 問題 5+1…

2-5= のような引くことができないひき算を、見たことがなくても、繰り下がりのある筆算のひき算では、普通に出てきます。引けないことと、1 を付けて引くことだけを教えます。

ひき算は、 たし算の逆の計算です。 8+3=11 は、たし算です。 11−8= は、ひき算で、 8 に何かを足して、11 にする計算です。 たし算の逆なのです。 8+3=11 ですから、 8 に、3 を足すと、11 になります。 これから、 11−8=3 と…

答えが出せない問題を、5分でも、10分でもボンヤリと見ている子をリードして、10秒や20秒で答えを書き終わらせれば、「聞いた方が・・・」と思うようになります。この思いが積み重なったある日、「教えて・・・」と聞く子に変身します。

37×20= と、 50×43= の答えの出し方を、 この子から聞かれます。 そして、 こちらの実況中継で教えられた子は、 37×20= 740 や、 50×43=2150 と、 答えを書き終えます。 自主的に聞くレベルまで、 主体性の率先力が育っています…

帯分数の混ざった 3つの分数のかけ算の問題を、大ざっぱな計算の流れを決めてから計算する子がいます。もっと高い力を授かっている子が問題を見たら、仮分数に直した式と、約分した結果が、頭の中に見えるようです。

×1×3= は、 3つの分数のかけ算です。 分数の計算に進んだときから、 計算する前に、 「どうする?」と聞くことや、 計算した後に、 「どうやった?」と聞いて育てた子でしたら、 この問題 ×1×3= を、 計算する前に、 自分自身に、 「どうする?」と聞…

筆算のひき算も、分数のひき算も、そのままでは引けないことがあります。引くことができるように工夫してから、引きます。筆算のひき算の工夫は、頭の中で行います。分数のひき算の工夫は、途中式として書きます。

1-= の答えを出すとき、 分母が、7 にそろっていますから、 分子同士の 4−6= を計算します。 マイナスの数の計算を習う前の子ですから、 ひき算 4−6= を計算できません。 答えを出せません。 でも、 1-= が計算できないのではなくて、 4−6= …

12+8= や、11+9= や、13+7= を、20 と自力で計算できるようになるまでと、できるようになったときの計算の仕方は、実にさまざまで、多様で、独自です。子どもに合わせることなど、実際にはできませんから、同じパターンの答えの出し方を、繰り返しやってみせる教え方をします。

12+8= の答えの出し方を、 子どもの目の前で、 やってみせます。 子どもはそれぞれが独自ですから、 こちらが子どもに、 合わせようとしても、 合わせることが、 現実には不可能です。 子どもはどの子も、 独自で、 そして、実に多様です。 驚くほど、 …

四則混合の計算順は、計算する前に、決めることができます。数字を見る必要がないからです。計算順を決めるルールに、数字が入っていません。つながりのある質問で、子どもに気づかせることができます。

(3-2.8× )÷= の計算順を、 次のような一連のことを聞いて、 考えさせて、 答えさせることで、 教えることができます。 いくつものつながりのあることを聞きます。 聞かれた子どもは、 聞かれたことで、 必ず考えます。 考えた結果を答えることで、 …

2022年04月09日(土)~2022年04月15日(金)のダイジェスト。

22年04月09日(土) 通分が必要な 3つの帯分数のたし算ひき算 6-2+1= で、 問題を 2~3秒間見れば、 答え 5 を出せる子です。 特別な才能です。 ですが、 途中式を書く手間を面倒くさがっているように、 勘違いされることが多いようです。 …

21÷7= のわり算を、ダラダラと計算している子を見て、「どうなったら?」と考えることで、「スラスラと夢中になって計算している子」を想像して、ここに近づけるようにします。

21÷7= の答え 3 を、 7の段の九九を、 下から唱えて探す子です。 21÷7= の 21 を見たまま、 しちいちがしち(7×1=7)、 しちにじゅうし(7×2=14)、 しちさんにじゅういち(7×3=21)と唱えて、 7の段の九九の答えが 21 になっ…

こちらの筆算のたし算の実況中継を見て、「自分自身を教えている自分」のイメージが、子どもの中に生まれて、そして育つことで、ハッキリと見えるようになれば、自力で計算できるようになります。

の答えの出し方を教えます。 こちらは、 子どもの真後ろに立ち、 子どもの頭の上の方から、 この問題を見ます。 子どもと同じ向きですが、 少し違う位置から、 この問題を真正面から見ます。 このような位置から、 こちらの答えの出し方を、 実況中継で見せ…

たし算の指が取れたレベルの少し先に、答えが「習慣的な見え方」で見えるレベルがあります。たし算の感覚と言われることもあります。頭の中のイメージとしても、答えが見えていないのに、答えを書いてしまう不思議な力です。

6+7= を見たら、 見ただけで、 答え 13 が出て、 6+7=13 と書くようになると、 指が取れています。 自覚できる「したこと」は、 問題 6+7= を見たことと、 頭の中にボンヤリと、 答え 13 が見えていることと、 この 13 を、6+7=13…

7+6=、9+3=、・・・の足し算の指は、「こちらが取ってあげた」ではなくて、「子ども自身が取った」です。ここを理解できると、子どもの主体性の自己責任を刺激するリードになります。

7+6=、9+3=、8+7=、・・・のたし算を、 数えて計算する子です。 このような子の計算を、 「指を使う計算」といい、 好ましくない計算の仕方と思われています。 ですから、 指を使う計算をしていると、 子どもは、 指を使わないように指導されます。…

7+6=、5+9=、8+4=、9+7=、6+5=、7+8=、・・・のたし算の答えを書く流れがあります。この流れに、子どもを気づかせて、気にするように育てます。こうなって、まもなくすると、問題を見たら答えが出る感覚をつかみます。

7+6= を、 7 の次の 8 から、 8、9、10、11、12、13 と、 +6 の 6 回数えて、 答え 13 を出して、 7+6=13 と書きます。 この子は、 このようなたし算の数える計算を、 楽にスラスラとできます。 それでもたし算を練習させる目的は…

答えを出したい強い気持ちがないと、答えを出すことが難しい四則混合を計算することで、計算スキルが向上するだけではなくて、自分が答えを出すとの主体性の自己責任も、同時に育ちます。

できそうで、 そう簡単にできない四則混合です。 ( -2.8)÷( -1.6)= は、 仮分数 や、 に、 小数 2.8 や、1.6 があります。 子どもが持っている力を、 総動員しなければならない問題です。 答えを出したい気持ちが強ければ、 難しさに負け…

通分が必要な 3つの帯分数のたし算ひき算で、問題を 2~3秒間見れば、答えを出せる子です。特別な才能です。ですが、途中式を書く手間を面倒くさがっているように、勘違いされることが多いようです。

算数や数学の計算の答えの出し方が、 普通ではないらしいと、 気が付くことがあります。 例えば、 問題 6-2+1= を見て、 途中式を書こうとしないで、 2~3秒後に、 答え 5 だけを書くような 答えの出し方です。 通分が必要な帯分数のたし算ひき算で…

2022年04月02日(土)~2022年04月08日(金)のダイジェスト。

22年04月02日(土) 倍分 = の計算の仕方を、 言葉でアレコレと説明された後、 同じような問題 = を計算させられる・・・と、 教えられ方の流れを、 子どもは知っています。 長年、 このような教えられ方をしていると、 こちらの説明を聞く振りをするよ…

同じようなかけ算に見えるはずの 3けた×2けたの筆算のかけ算です。ほんのわずかな違いを、乗り越えにくい障害と感じる子がいます。こちらの計算の実況中継で、こちらが出した答えを書かせることで、乗り越えにくい障害を乗り越えた体験をさせてしまいます。

の計算と、 の計算の わずかな違いに戸惑う子です。 を計算すると、 です。 を計算すると、 です。 大多数の子は、 同じ種類のかけ算です。 違いを感じません。 ですが、 この子には、 乗り越えにくい障害のある計算になります。 と、 この子が障害を感じて…

分数のたし算の通分は、倍分から教え始めます。この倍分は、約分の逆です。既に、約分を計算できる子ですから、倍分の学習を、例を見て、まねして計算させることができます。自分が自分を観察する自覚の力があるからです。

2つの計算見本を見させて、 隠されている計算を 子どもに自力で探し出させて、 同じような問題を計算させます。 = = 計算見本です。 = 同じような問題です。 指示の仕方は、 シンプルです。 = = を示して、 「これ、見て」と言い、 続けて、 = を示し…

繰り下がりのひき算の計算自体を、パターン化して、それを繰り返し使うことで、答えを出すようにします。難しさを感じさせる繰り下がりのひき算を、易しくする工夫です。

や、 は、難しいひき算です。 できそうで、 できない問題です。 筆算のひき算の繰り下がりの計算の仕方を、 パターン化します。 難しい計算を、 少しなりとも易しくする工夫です。 以下に、 このパターン化した繰り下がり計算を、 実例で説明します。 でした…

2けたの筆算のたし算を、モタモタ・ダラダラのときと、テキパキ・サッサのときで、体験知の質が大きく違います。例えば、集中力や、繰り上がりのたし算の計算の仕方が、違います。

や、 の筆算のたし算の答えを、 モタモタ・ダラダラと出しています。 このままでは、 自ら答えを出すことで学ぶ体験知の 質が悪くなります。 「自ら答えを出す」体験をすることで、 学べる体験知があり、 その体験知の質が悪くなります。 つまり、 テキパキ…