2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

分数のたし算から、ひき算、かけ算、わり算、それに小数までの計算の総復習です。習ったはずの計算を、正確に思い出せないと、不自然な計算をします。子どもから聞かれたら、前の時と同じような教え方をします。

3+0.05=3+=3+ と、 途中まで計算して、 「何か、おかしい・・・」と感じたらしい子です。 「分からない」と、 甘えた聞き方をします。 こちらに丸投げの依存です。 丸投げなどする必要のない子です。 「下、200 でいいの?」のような 狙いを絞っ…

四則混合の計算順を決めるとき、数字を見ません。使いません。計算するとき、数字を見ます。数字を使って、計算して、答えを出します。

(3-2.8× )÷= の四則混合で、 計算する前に計算順を決めるとき、 分数や小数を見ません。 計算順を決めるとき、 数字は不要です。 分数や、小数を、〇に書き換えると、 (3-2.8× )÷= は、 ( 〇 - 〇 ×〇 )÷ 〇 = に変わります。 どちらの…

2022年07月23日(土)~2022年07月29日(金)のダイジェスト。

22年07月23日(土) 1 から、 分数 を引くひき算は、 足して 1 になる +=1 ようにすれば、 答え です。 分数のひき算の導入に利用できます。 22年07月24日(日) 6+5= のようなたし算の問題を見ただけで、 習慣的に 6+5=11 と 書…

自分独自のパーソナライズ化をできたとき、子どもは、自力で計算の答えを出すことができます。たし算 5+3= と、分数のたし算を例にして、説明します。

計算の答えの出し方は、 子ども一人一人に取り込まれた体験知です。 答えの出し方を理解できた子が、 間違える恐れを勇気で乗り越えて、 自力で答えを出したとき、 「なるほど、こうするのか!」と納得することで、 答えの出し方の体験知を持ちます。 これが…

集中が切れて、ボ~ッとしていることや、ダラダラと計算している目の前の子を見て、「起こることが、起こった」と解釈します。そして、「どうなったら?」の疑問文を意識して選び、夢中になって計算しているような未来の状態を想像してから、目の前の子をリードします。

21÷7= 、36÷4= 、40÷8= の 答えを書いていく流れが、 しばらくの間一時停止していることや、 ギクシャクしている状態の子です。 集中が切れて、ボ~ッとしていることや、 ダラダラと計算してことを、 頻繁に繰り返す子です。 このような子を目の…

数えるだけのシンプルな答えの出し方で、たし算の答えを出すことができます。2歳児でも、3歳児でも、少し練習すれば、答えを出すことができるシンプルな計算です。

たし算のシンプルな答えの出し方です。 とてもシンプルであるために、 捉えどころがないのですが、 慣れてしまえば、 シンプルさを楽しむことができます。 5+1= の答え 6 も、 8+7= の答え 15 も、 同じような答えの出し方です。 シンプルな方法…

子どもが、子ども自身をリードするリーダーは、こちらが、こちら自身をリードするリーダーのように、生まれながらに備わっています。筆算のたし算のこちら自身のリードの仕方を見せれば、子どもは盗み取って、同じように、自分自身をリードできます。

の 8 と 5 を、 上から下に見て、 8+5=13 と足して、 13 の 3 を、 と書いて、 13 の 1 を、 指を 1本伸ばして、 指に取ることで覚えます。 続いて、 の 2 と 1 を、 上から下に見て、 2+1=3 と足して、 指に取っている 1 を、 3+…

仮分数を整数に、正しく計算した子に、「どうやったの?」と聞いて、自分が行った計算を、こちらに教えさせます。自然に、子どもの学びが深くなります。

仮分数 = を、 =2 と、 整数に変える計算です。 正しくできた子に、 「どうやったの?」と聞きます。 こちらが、 この子の計算を、 評価するためではありません。 この子に、 自分が行った計算を教えさせるためです。 ですから、 「どのように計算したの…

6+5= のようなたし算の問題を見ただけで、習慣的に 6+5=11 と書いてしまうレベルがあります。このレベルになった子は、「あぁなれば、計算をマスターできた」と自己評価できるように育っています。

6+5=、4+9=、7+8=、のようなたし算で、 6+5= を見るだけで、 6+5=11 と書いて、 4+9= を見るだけで、 4+9=14 と書いて、 7+8= を見るだけで、 7+8=15 と書いてしまうレベルがあります。 6+5= の 6 の次の 7…

2022年07月16日(土)~2022年07月22日(金)のダイジェスト。

22年07月16日(土) 子どもの計算力のレベルが、 こちらの計算力のレベルよりも、 かなり高いのであれば、 子どもの答えの出し方を、 受け入れることが 難しいことを承知しておきます。 例えば、 6-2+1= を、 2~3秒間見るだけで、 答え 5 が…

1 から、分数を引くひき算は、足して 1 になるようにすれば、答えです。分数のひき算の導入に利用できます。

分数のひき算の答えの出し方を、 たし算を利用して導きます。 一つの例です。 たし算 +=1 と、 ひき算 1-= を組にします。 言葉で教えません。 この組を、自力で計算させて、 1 から、分数を引くひき算の計算の仕方を つかませます。 先に、 たし算の…

主体性の率先力と、何かを選ぶ力が、答えの出し方をつかみ取らせて、指を自力で取らせてしまいます。主体性の率先力や、何かを選ぶ力は、生まれながらの力です。

7+5=、9+3=、8+7=、・・・のたし算の 答えの出し方をつかむことができるのも、 数える計算の指を取ることができるのも、 子ども本人です。 こちらは、 ここに踏み込むことができません。 子どもは、 必ずしてくれるだろう・・・と、 子どもの力を信じ…

たし算の答えを瞬時に出す感覚があります。リードすれば、この感覚に、子どもを飛ばすことができます。すると子どもは、捉えどころのない気持ちを感じます。実は、たし算の感覚をつかむときの気持ちの変化のリハーサルです。

8+4= でしたら、 8 の次の 9 から、 4回数えれば、答えが出ますので、 9、10、11、12 と数えて、 答え 12 が出て、 8+4=12 と書きます。 8 に、 4 を足すたし算です。 6+7= でしたら、 6 に、 7 を足すたし算です。 4+5= …

7+6= を数えて計算する子は、問題自体と、数えることが意識の中心です。答え 13 をほとんど意識していません。答えを書いていく流れを、スムースに保つだけで、意識の中心が、答えそのものに移ります。

7+6=、5+9=、8+4=、 9+7=、6+5=、7+8=、・・・のたし算を、 100問計算しています。 7+6= の 7 の次の 8 から、 8、9、10、11、12、13 と、 +6 の 6 回数えて、 答え 13 を出して、 7+6=13 と書く、 数え…

46÷2= は、筆算に書かないで、パターン化したやり方で、このまま計算できます。シンプルなパターンであるために、捉えどころのない計算です。子どもがつかむまで、判で押したような同じ教え方を繰り返します。

46÷2= や、60÷2= のわり算を、 このまま計算します。 筆算に書きません。 2の段の九九を、 2×23=46 や、 2×30=60 まで延長するようなこともしません。 2×1=2 から、 2×9=18 までに、 2×0=0 だけを増やして、 46÷2= や…

四則混合を、「どうしようかな?」と考えて、「計算順を決めよう」と選ぶことを、子どもを代行して、こちらがリードします。こうすれば、自分自身をリードするリーダーを、子どもに感じさせることができます。

問題 ( -2.8)÷( -1.6)= を見て、 「どうしようかな?」と、 答えの出し方を思案します。 思案しているのは、 自分自身をリードするリーダーで、 子どもの内面に備わっている不思議な存在です。 でも、 ほとんどの子は、 内面のリーダーを意識し…

書き忘れのミスを、訂正することは難問です。子どもが確実にできることは、もう一度、計算し直すことです。書き忘れを探させるのではありません。もう一度、計算し直すことをリードします。

を、 と計算できる子です。 それなのに、 は、 のように答えます。 この子の答えに、 千の位の 1 を、 のように書くだけで、 正しい答えになります。 この子の答え を 残したまま、 問題 だけを見て、リードして、 計算し直します。 正しい答えを出せないこ…

子どもの計算力のレベルが、こちらの計算力のレベルよりも、かなり高いのであれば、子どもの答えの出し方を、受け入れることが難しいことを承知しておきます。

問題 6-2+1= を見て、 2~3秒後に、 答え 5 が出て、 6-2+1=5 と書く子です。 高いレベルの計算能力を 特別な才能として授かっている子です。 さて、 この子の評価を、 少し考えてみます。 こちらが、 この子のような高いレベルの計算能力を…

2022年07月09日(土)~2022年07月15日(金)のダイジェスト。

22年07月09日(土) 約分の答えを出したら、 「まだできる?」と、 自分自身に聞きます。 このように聞くことを習慣にすれば、 自力で約分不足を減らすことができます。 22年07月10日(日) 「連続繰り下がり」 の筆算のひき算は、 「引けなけれ…

2けたの筆算のたし算を、左(十の位)から足すことと、その計算スピードは、無関係です。左から足すことを、この子自身が選んだように、計算のスピードも、計算の仕方と無関係に、この子自身が選んでいます。

の答え 115 を、 百の位(左)から書く子です。 十の位のたし算 6+4=10 を、 一の位のたし算 8+7=15 よりも、 先に計算します。 十の位のたし算 6+4=10 の答え 10 を、 このまま書いていいのは、 一の位のたし算から、 繰り上がりが…

「できるはず」と思える「3けた×2けた」の筆算のかけ算の答えの出し方を聞いた子に、目の前で、答えを出して見せます。「百聞は一見にしかず」です。強い影響力のある教え方です。

を自力で、 と、計算できる子です。 この子から、 の答えの出し方を聞かれます。 「えっ、どうしたの?」、 「 と同じ計算だよ」、 「できるはずなのに・・・」としません。 「自力で答えを出そうとしている」、 「誰かに聞いてまでして、 答えを出そうとしてい…

2けたの筆算のひき算の繰り下がりに、混乱しています。計算から逃げて、いたずら書きに夢中です。してほしくないことです。でも気にしません。してほしいこと、つまり、やればできる計算に戻る手伝いだけをします。

や、 の繰り下がりのひき算で、大きく混乱します。 答えを出すことができるのですが、確信できないようです。 「うん、これでいい」と、自分の答えの出し方を、確信できません。 「これで、いいのだろうか?」の、心もとない状態です。 心に感じている不安を…

分数の倍分計算の見本を見て、同じような問題を計算させます。正しく答えた子に、自分の計算を説明させます。こうすれば、この子は、自分をリードしているリーダーの存在に、何となく気が付きます。

計算見本 : = を見て、同じようにまねして、= を計算させます。 「これ、見て」、「これ、やって」とだけリードされた子が、正しい答え = を出します。 この子に、「合っている」と伝えてから、「どうやったの?」と聞きます。 「どうやったの?」に答え…

8-3= のひき算の答え 5 を、たし算を利用して、少しの試行錯誤で探す計算の子です。シンプルなゲームですが、「面倒さ」を強く感じています。慣れが育てば、乗り越えます。

8-3= の答え 5 を、 たし算を利用する計算で、 少しだけの試行錯誤から探します。 「3 に、足して、8 になる数は・・・?」の クイズのような、ゲームのような感覚で、 3+5=8 となる 5 を探します。 当てを付けるやり方です。 3~4問、 こちらの…

「連続繰り下がり」の筆算のひき算は、「引けなければ、1 を付ける」と、「1 を使ったら、1 減る」の 2つのパターンの組み合わせで、答えを出すことができます。

の筆算のひき算は、「連続繰り下がり」の計算です。 答えの出し方を、言葉で説明しようとすると、「どうして、そうするのか?」を、子どもに教えたくなります。 こちらの計算の実況中継を見せるだけでしたら、「引けなければ、1 を付ける」と、「1 を使っ…

約分の答えを出したら、「まだできる?」と、自分自身に聞きます。このように聞くことを習慣にすれば、自力で約分不足を減らすことができます。

こちらは、子どもの計算 = を見てすぐ、「約分不足」に気付きます。 まだ、2 で約分できます。 こちらが、このように、 「約分不足」に気付くことができるのは、 「もう割れなくなるまで割る」ことを、 自主的にチェックする習慣を持っているからです。 だ…

2022年07月02日(土)~2022年07月08日(金)のダイジェスト。

22年07月02日(土) 計算見本 = を見てまねさせる学びは、 子どもが、 子ども自身に教えています。 計算問題 = の答えを出すだけの学びに、 狭く限っていますから、 このような自学自習が成り立ちます。 22年07月03日(日) 仮分数 を、 帯分…

2けたの筆算の足し算の答えを、自力で出す体験をすれば、子どもは必ず、何らかの体験知を得ます。体験知は知識ですから、繰り返し利用することができます。

のような筆算のたし算の答えを、 自力で計算して、 と書いて、出しています。 自ら計算して、 答えを出すことで、 子どもは、 体験することで学ぶことができる 体験知を得ています。 実は、 自ら計算して、答えを出す体験から 得ることができる体験知は、 答…

約分の問題の答えは、既約分数にすることが約束です。上と下を同じ数で割り、より簡単な分数にしていても、まだ約分できるのであれば、約束違反の間違いです。

約分の問題に、 = の答えを書く子です。 約分が途中です。 まだ、約分できます。 この子に、 「既約分数にする」と教えても、 この子は理解できません。 「約分が途中」や、 「まだ、約分できる」と教えれば、 理解できて、 さらに約分できるかもしれません…

ただ計算して、答えを出すことがあります。何をするのかを先に意識してから、計算して、答えを出すこともできます。小さな違いですが、積み重なると、大きな違いになります。

計算は、2つの数を、 1つの数に結び付けることです。 7+8=15 のたし算は、 2つの数 : 7 と 8 を、 1つの数 : 15 に結び付けています。 結び付け方は、 4種類です。 それぞれに名前が付いていて、 たし算 7+8=15 と、 ひき算 13-4…