2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

割り切れるわり算 12÷3= を、暗算のひき算 12-8= と同じように教えることができます。

12÷3= の割り切れるわり算に利用できる 面白い経験則があります。 3の段の九九を 6秒で唱えてしまうスピードになると、 「さんいちがさん」、 「さんにがろく」、・・・の音が消えて、 3×1= を見たら、即、自動的に、 九九の音などないままに、 答え …

+1 や、+2 や、+3 は、「1つ後」・「2つ後」・「3つ後」の感覚が育ちます。練習が十分になったと評価できます。

子どもの育ちの経験則の 一つの例です。 1 を足すたし算に慣れると、 数えることをするまでもなく、 「1つ後」のような感覚で、 答えが出ます。 5+1= を見たら、 「ご、ろく」と数えることをするまでもなく、 5 の「1つ後」のような感覚で、 答え 6…

速いスピードで唱える数唱を、幼児に見せるとき、こちらの顔の高さを、幼児の顔の高さに合わせて、幼児がこちらの口元を見えるようにします。

1~120 の数唱の 40秒で唱え終わる速いスピードを、 子どもに見せます。 子どもは、 こちらが見せる動画見本を、 まねして同じようにできるようになる目的で、 こちらのアレコレを見ます。 自力でできるようになることが目的ですから、 それこそ、 真…

子どもに教える方に、実況中継型リード自体を見せて、動画見本にしていただくことがあります。子どもと大きく違って、大人は、スピードを見ないようです。

子どもを教える方に、 実況中継型リード自体を、 こちらが見せて、 動画見本として、 参考にしていただくことがあります。 例えば、 たし算 2+5= の動画見本です。 子どもを教える方に、 子ども役をしていただいて、 こちらが、 子ども役の方に、 実演し…

小数の筆算のたし算は、小数点の位置を上下にそろえることや、小数の筆算のかけ算は、右端の数の位置を上下にそろえることは、それぞれが、子どもの体験知になったとき、区別して使うことができます。

13.56+2.237= を、 筆算 に、 自力で書き換えて、 計算することができる子です。 小数点を、 上下にそろえて書くだけです。 この子に、 0.203×0.65= を、 筆算 に、 書き換えて、計算することを教えます。 小数の筆算のたし算の式を書…

小数 13.56 に、小数 2.237 を足す筆算形式の式を書くことだけを教えます。そして、まねして、自力で書けるようにします。

小数 13.56 に、 小数 2.237 を足すたし算を、 筆算に書いて計算します。 筆算 に書くことから、 こちらは、子どもに教えます。 お勧めの教え方が、 こちらがやって見せて、 書くことを子どもに分担させる 実況中継型リードを見せることです。 自…

(-3)-5= や、(-4)-2= や、(-2)-11= の答えの出し方を、実況中継型リードを、繰り返し見て学びます。まねして、自力で、答えを出せるようになるまで、アレコレとさまざまなアイデアが頭に浮かびます。子どもの頭に蓄えられます。

(-3)-5= の 3 と 5 を示して、 3+5=8 と言って、 = の右の余白を示して、 「マイナス」と言って、 子どもが、 (-3)-5=- と、- を書いたら、 「はち(8)」と言います。 子どもは素直に、 この実況中継型リードの流れから、 (-3…

(-3)-5= を、自力で計算できるようになったとき、実際にしているであろうことだけに絞って、実況中継型リードを見せて教えます。まねしやすいのです。

(-3)-5= の答えを、 3+5=8 と足して、 - を付ける出し方を、 言葉で説明しないで、 実況中継型リードを見せるだけで教えます。 (-3)-5= の 3 と 5 を示して、 3+5=8 と言って、 = の右の余白を示して、 「マイナス」と言って、 …

マイナスの数の計算を、プラスの数の計算を支えに、計算できるようにすれば、その後の数学のさまざまな新しい対象(虚数や、複素数)も、計算を支えに計算することを受け入れるようになります。

(-4)-2= の答えを、 4+2=6 と足して、 答え 6 の前に、- を付けて、 -6 と出します。 「どうして、そうできるの?」の 説明を抜いて、 つまり、少しも説明しないで、 4+2=6 と計算するたし算の力と、 前に - を付けることで、 自力で…

「つかめるだろうか?」と、心配すると、心配していることが伝わります。実況中継型リード自体に、つかみやすくするための何かを加えてしまいます。心配しないことです。

の一の位の 〇 は、 0 であることを、 とても不親切な実況中継型リードを見せて、 教えます。 不親切な教え方であることを 理解しているこちらは、 「つかめるだろうか?」と心配して、 子どもの様子を気にすることがあります。 子どものために 心配してい…

四則混合を計算する前に、計算順を決める習慣は、少しの手間を掛けて、「計算順?」と聞き続ければ育ちます。個々の分数計算をできる力も、その子が苦手とする分数計算を聞かれたら即、教え続ければ、育ちます。

四則混合の計算は、 その前に習っている分数計算の総まとめです。 例えば、 (2-1 )×( + )= です。 この 1つの四則混合に、 分数のひき算、 分数のたし算、 分数のかけ算があります。 分数計算の総まとめです。 四則混合の計算は、 ① 計算順を決め…

筆算のかけ算の計算の仕方を、繰り上がりのあるときも、ないときも含めて、「違いがありながら同じ計算」として、つかみます。

「何から何までまったく同じ」ではなくて、 わずかな違いがありながらも、 「同じような」計算が繰り返されます。 例えば、 筆算のかけ算 の答えの出し方です。 の 7 と 3 を見て、 7×3=21 と掛けて、 21 の 1 を と書いて、 21 の 2 を覚えて…

筆算のかけ算の計算の仕方を、繰り上がりのあるときも、ないときも含めて、「違いがありながら同じ計算」として、つかみます。

「何から何までまったく同じ」ではなくて、 わずかな違いがありながらも、 「同じような」計算が繰り返されます。 例えば、 筆算のかけ算 の答えの出し方です。 の 7 と 3 を見て、 7×3=21 と掛けて、 21 の 1 を と書いて、 21 の 2 を覚えて…

引く数を探す筆算のひき算の虫食い算は、筆算のひき算を楽にスラスラ計算できる力を利用するような教え方を工夫できます。前の力が、今の力を修得する準備になっているような教え方です。

を見た子は、 85 と、56 を見るのが自然です。 56 を無視して、 だけを見て、 筆算のひき算の答えを出したら、 答えが 56 になると見ることは、 とても不自然な見方です。 大筋の計算の習う順は、 たし算から、ひき算、かけ算、わり算と、 移る流れ…

分数の計算は、2つの数のたし算・ひき算・かけ算・わり算の組み合わせです。自力で気付いた子は、組み合わせ方を学ぶことに、焦点を絞ることができます。

分数の計算は、 2つの数のたし算・ひき算・かけ算・わり算を、 組み合わせているだけです。 例えば、 仮分数を、 整数や帯分数に書き換える計算です。 =2 は、 8÷4=2 と、 あるいは、 =2 は、 8÷3=2・・・2 と、 2つの数のわり算を使います。 約…

たし算の計算中に、集中が切れても、戻す力が強ければ、楽に戻すことができます。切れた集中を戻すことは、体験知です。

他の何かに気持ちが移っても、 すぐに、たし算に気持ちを戻すことは、 集中を続ける体験を繰り返すことで、 できるようになる体験知です。 例えば、 8+4=、7+6=、・・・のようなたし算 100問を、 練習しているときに、 何回となく、他の何かに、気持…

8+4= のようなたし算を、実況中継型リードを見せて教えることは、「出す学び」にも、「入れる学び」にもなります。選択次第です。

誰かから話を聞くことや、 何かの書いた文を読むことや、 動画を観ることなどで、 さまざまなことを知り、理解する学びは、 「入れる学び」です。 算数や数学の計算問題を解くことや、 自分の思いを文にすることや、 自分が何かを話している動画を公開するこ…

8+4= の答えの出し方を、実況中継型リードを見せて教えているこちら自身を、アレコレと観察します。そして、観察できたことを記録します。すると、観察できる内容が、自然に増えていきます。

8+4= の 8 を示して、 「はち」と言って、 4 を示して、 「く、じゅう、じゅういち、じゅうに」と言って、 = の右の余白を示して、 「ここ、じゅうに(12)」と言って、 子どもが、8+4=12 と書いたら、 次のたし算を 同じような実況中継型リ…

算数や数学の計算の「出す学び」をしている子の育ちのスピードは、教え導くこちらの力量の制限をかなり受けています。こちらが上達すれば、子どもの育ちは、その子独自のスピードに近づきます。

5+1=、8+1=、4+1=、7+1=、・・・ 1 を足すたし算を計算している子が、 ① 初めて 1 を足すたし算を習うことや、 ② 集中が切れていることや、 ③ モタモタユックリ計算していることや、 ④ ダラダラと嫌そうに計算していることから、 育つことを…

3けたの筆算のたし算の答えの出し方を、実況中継型リードを見せて教えます。教えるレベルを保証するために、こちら自身を、自覚の力で見て、評価して、改善し続けます。

の答えの出し方を、 実況中継型リードを見せて教えるこちらの 教えるレベルを保証するために、 実況中継型リードを見せているこちらを、 自覚の力で、リアルタイムで観察して、 必要な改善を繰り返します。 例えば、 の 5 と 9 を示して、 「5+9=14…

引く数が、〇〇 の 2けたの筆算のひき算は、書いてある答えを見てしまいます。チョットした工夫で、答えを出すための計算に、焦点を入れ替えることができます。

を見て、 85 と、56 を見ている子の視点を、 だけを見る見方に 簡単に入れ替えることができます。 次のような 実況中継型リードを見せて、 答えを出してしまうだけです。 の一部分 の一の位の 5 と 〇 を示して、 「ご引くこれは(5-これ=)」と言っ…

指を折って数えることを強く禁止すると、密かに使うようになって、指を折って数えることへの依存を強くするだけです。

4+7= の答え 11 を、 4 から 7回、 5、6、7、8、9、10、11 と数えて出す方法は、 すぐに自力で使えるようになり、 そして、 子どもが受け入れるやり方です。 教えてもいないのに、 指を折って 7回数える方法を 子どもは、自力で工夫するこ…

四則混合の計算で、個々の計算の仕方を思い出せないことに、大きな個人差があります。計算順を、計算する前に決めることと、思い出せない個々の計算の学び方に、個人差は、ほとんどありません。

四則混合の計算で、 ① 計算する前に計算順を決めること、 ② 個々の計算をすることの 2つを教えます。 計算する前に計算順を決めることは、 ① 計算順の決め方、 ② 計算順を決めることを習慣にすることの 2つを教えます。 計算順を決めることは、 どの子にも…

負の数や、平方根や、虚数の計算を繰り返すことで、これらの数自体への「慣れ」が、生み出されます。体験知です。

「数学の新しい対象に慣れること」は、 体験知です。 何らかの説明を受けて、 理解して得る学習知ではありません。 このような学習知を得ることは、 理解する力を向上させる体験知を、 持つことになるでしょう。 でも、 体験知としての 「数学の新しい対象に…

帯分数のひき算に慣れてしまうと、半ば無意識のように導かれて、次々に計算してしまいます。

5-2= が、 何とか自力で計算できるようになった子は、 問題を見ただけで、 無意識の習慣のように、 アレコレ考えるまでもなく、 ① 共通分母 9 を思い付くことや、 ② 共通分母 9 で、通分することや、 ③ 整数部分同士、分子同士を引くようなことは、 つ…

「見慣れている」や、「初めて見る」は、体験知です。「戸惑う」も、体験知です。

暗算形式 8×125= が初めてで、 見慣れていない形に、 ひどく戸惑います。 125×8= でしたら、 見慣れた形です。 組み合わせを入れ替えただけの 8×125= を、 右から左に見て掛けようとしても、 右にあるのは、125 です。 1 と、2 と、5 …

数唱と、数字の読み書きができる子に、初めてのたし算 3+1= の答えの出し方を、動画:実況中継型リードを見せて教えます。幼児も、夢中になって学びます。

数唱と、数字の読み書きができる子が、 初めてのたし算 3+1= を見ると、 3+1= の 3 や、1 を 読み書くことができるので、 「何なのだろうか?」と、 親しみを感じるようです。 幼児が感じている親しみを 強くできるのが 動画として見せることがで…

「2けた+2けた」の筆算のたし算を、左の十の位から計算する子です。右の一の位から足すことを、自力で使えるまで、教えることはできます。こちらが、諦めない覚悟を持つだけです。

の答えの出し方を、 左の十の位から足す子は、 筆算のたし算を習うとき、 何かの事情で、 右の一の位から足すことを 習うことができなかった子です。 算数が好きで、 力のある子ですから、 右の一の位から足すことを習えなくても、 左の十の位から足すことを…

「3けた-3けた」の筆算のひき算の答えの出し方は、少しの違いがあるだけで、大筋は同じです。曖昧なことですが、このようなことを、つかむことができます。

「何から何までまったく同じ」ではなくて、 違いがありながらも、 「同じような」計算が繰り返されます 例えば、 筆算のひき算 の答えの出し方です。 の 3 と 8 を見て、 3-8= は、引けないので、 13-8=5 と引いて、 と書いて、 0 を、1 減ら…

初めての「3けた×1けた」の筆算のかけ算は、計算する前に、「できる」と心で決めることを、体験させることが可能です。

の「3けた×1けた」が、初めての子に、 先に、「できる」と決めてから、 計算する体験をさせることができます。 の 1 を隠して、 の「2けた×1けた」を見せれば、 「あぁ、これならば、できる」と、 子どもが思うことを期待します。 の「2けた×1けた」…