2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

9-3= の答え 6 を出す実況中継型リードを見ると、さまざまな疑問を子どもは持ちます。実況中継型リードのスピードが速いと、流れを追うことで精一杯になります。疑問を未解決のまま持ち続けます。

9-3= の答え 6 の出し方を、 することだけを、 ズバリ見せる実況中継型リードで教えます。 9-3= の 9 を示して、 「く」と言って、 3 を示して、 「はち、しち、ろく」と言って、 = の右を示して、 「ここ、ろく(6)」と言います。 見ている子…

約数は、感覚で思い付きます。約数を思い付く感覚です。感覚は、約分を繰り返すことで、育ちます。

分数 の分母と分子が、 同じ九九の答えの中にあれば、 その九九の段で約分できます・・・と、 言葉で説明すれば、 約数の探し方を教えることができます。 でも、 「同じ九九の答えの中にある」のような 約数の探し方は、 実際の方法と大きく違います。 例えば、…

分数の約分の約数の候補は、2 と、3 と、5 と、7 と、11 と、13 と、17 と、19 と、23 くらいで十分でしょう。

2 で試して、 3 で試して、 5 で試して、 7 で試して、 この先は、 11 で試して、 13 で試して、 17 で試して、 19 で試して、 23 で試して、 ・・・・・・と続きます。 2 と、3 と、5 と、7 は、 九九を覚えています。 分母と分子が、 同じ九九…

子どもの育ちの扉と、こちらの育ちの扉が、どちらも、中から外に向けて開いていれば、こちらが見せる実況中継型リードを、子どもは受け入れます。

7+6= 、9+3= 、8+5=、・・・・・・、 100問を計算の途中で、 何回も、集中が切れて、 しばらくしてから戻ることを、 繰り返しています。 でも、 集中が切れたままの子に、 止まっている 8+5= の答えを、 次のような実況中継型リードで、 こちら…

約分問題の分数の分母と分子が、同じ九九の答えの中にあれば、その九九の段の数が約数です。

約分 = が、 2 で約分できるのは、 = の分子 2 と、分母 4 が、 2の段の九九の答えの中にあるからです。 同じように、 = が、3 で約分できるのは、 分子 3 と、分母 6 が、 3の段の九九の答えの中にあるからです。 = が、5 で約分できるのは、 …

筆算のひき算を、引ける方から引く子は、下から上を引くこともあります。間違えた計算を体験知にしています。上から下を引く正しい計算が、体験知になるまで、体験を積み重ねさせます。

筆算のひき算の答えを、 上から下でも、 下から上でも、 引ける方から引いてしまう計算の仕方は、 体験知になっています。 例えば、 の一の位は、 上から下を、6-2=4 と引いて、 と書きます。 あるいは、 の一の位は、 下から上を、7-6=1 と引いて…

7+5= の答え 12 を、自力で出せる子に育てます。自力とは、子どもが、子ども自身をリードすることです。

教えることの狙いは、 都市伝説のように、 外れることが多いようです。 例えば、 7+5= のようなたし算の 数えて答えを出す計算です。 教える目的は、 子どもが、 自力で答えを出せるようになることです。 7+5= の 7 を見ること、 5 を見ること、 …

「☓(バツ)」が付いた同分母の帯分数のたし算です。ミスを探して、正さなければなりません。こちら自身のやり方そのものを、実況中継型リードを見せて教えます。

3+1=4=5=6 と計算して、 「☓(バツ)」が付いています。 どこかに間違いがあるようです。 間違いを探し出して、 正すことを、 自力で行います。 こうすることで、 計算の力を育てます。 間違いを探し出す確実な方法は、 「☓(バツ)」の付いた解答…

筆算のかけ算 34×8= の答えの出し方を、実況中継型リードを見せて教えるとき、見せているこちらをリードするリーダーを感じると決めて、実況中継型リードを見せて教えます。リーダーを感じることができます。

自分をリードする自分の内面のリーダーを、 こちら自身、感じようと思うことで、 感じることができます。 感じやすい場面は、 子どもの目の前で、 計算の答えの出し方を 実況中継型リードで見せているときです。 実況中継型リードで、 計算の答えを出してい…

実行機能は、人の脳の前頭前野の働きの一つです。たし算を修得させる源です。

脳の前の方に、 前頭前野と呼ばれる部分があります。 人間らしいアレコレのことを ここがコントロールしています。 その中でも、 とても重要な働きに 実行機能があります。 さまざまな働き自体をコントロールしています。 言い方を変えれば、 自分自身をリー…

変化に対応する子どもの優先を、「急ぎ」ではなくて、計算を続けることにさせます。

8+4=、9+7=、・・・の たし算 100問に取り組んでいます。 集中して、 速いスピードで次々に計算しても、 4~5分は掛かります。 子どもの周りの環境は、 アレコレと変化します。 何らかの変化が起こると、 何を優先するのかの判断をします。 計算を…

こちらは、実況中継型リードを、内面でリハーサルしています。それから、子どもに実況中継型リードを見せます。

8+4=、5+7=、・・・・・・ たし算 100問の途中で集中が切れています。 こちら自身の主体性の自己責任で、 集中が切れている子を手伝うのではなくて、 止まっているたし算 9+2= の答えを こちらが代行して出すと 何をするのかを選ぶ選択の自由で選び…

こちらが、こちら自身に集中していると、速いスピードの実況中継型リードになります。子どもも、自然に、こちらの速いスピードに惹き付けられます。

こちらに集中できていて、 こちら自身の自分育てをしていれば、 速いスピードの実況中継型リードを、 とても自然に見せてしまいます。 例えば、 8+5= の 8 を示すこと、 「はち」と言うこと、 5 を示すこと、 「く、じゅう、じゅういち、じゅうに、じ…

子どもを育てていないのです。子どもに、実況中継型リードを見せて教えるこちらを育てています。

8+5= のような 5 を足すたし算の指導です。 初めて習うときも、 集中が切れているときも、 計算スピードが遅いときも、 同じ教え方です。 次のような 同じ実況中継型リードを見せる教え方です。 例えば、 8+5= の 8 を示して、 「はち」と言って、…

子どもから、「分からない」と聞かれたら、「どこ?」と聞き返すことを組にします。そして、ひたすら繰り返します。

子どもが、 「分からない」と、聞きます。 こちらは、 「どこ?」と、聞き返します。 このような 「分からない」、 「どこ?」の組を、 子どもが、 「分からない」の聞き方をやめるまで続けます。 例えば、 筆算のひき算 の計算で、 「分からない」と聞かれ…

筆算のたし算 28+15= の答えを、自力で出す学びは、じつは、自力です。

筆算のたし算 の答えを、 自力で出せる子に育てます。 の 8 と 5 だけを、自力で見て、 8+5=13 と、自力で計算して、 と、自力で書いて、 1 を、自力で覚えて、 の 2 と 1 を、自力で見て、 2+1=3 と、自力で計算して、 覚えている 1 を、…

集中を切らせた子どもの主体性の率先力を尊重します。そして、こちらは、こちら自身の主体性の率先力を尊重して、子どもの止まっている計算を動かします。

5+4=、2+4=、8+4=、・・・と、 4 を足すたし算 100問の途中で、 集中を切らせることや、 ダラダラと計算することを、 子どもがし始めたら、 それが 何であろうとも、子どもの主体性の率先力です。 集中を切らせることや、 ダラダラと計算するこ…

5x+4=9 を解くために、4 を、= の反対側に移します。移項です。= を中心に見るようになると、移項のミスがなくなります。

5x+4=9 や、 7x+4=4x+6 や、 5x=3x+12 や、 6x-9+2x+10=9 を解く体験から、 右のものを、左に動かすことや、 左のものを、右に動かすことの体験知を、 「そういうことか」のような感じで持ちます。 移項の体験知を持った…

8+5= の答え 13 の出し方を、理解することと、子どもが、自分自身を動かして、自力で答えを出せるようになることは、まったく違います。

8+5= の答え 13 の出し方を、 言葉で説明することは、できます。 8 を見ます。 +5 の 5 を見ます。 8 から、5回数えます。 9、10、11、12、13 です。 最後の数 13 が、たし算の答えです。 このような感じです。 でも、 答えの出し方…

筆算のかけ算の繰り上がりのたし算で止まるのは、たし算の感覚を、ワーキングメモリーに入れることができないからです。ワーキングメモリーを広げる手伝いをします。

筆算のかけ算 の計算は、 4×6=24 と、 4×2=8 と、 8+2=10 です。 たし算の指が取れていて、 九九の音も取れている子が計算しても、 繰り上がりのたし算の答えを出せないで、 止まることがあります。 つまり、 を、 4×6=24 と計算して、 …

2けた×1けたの筆算のかけ算を、自力で計算できる子は、音なしの九九や、たし算の感覚まで総動員しています。

筆算のかけ算 に、 子どもが、「分かった」でしたら、 自力で答えを出せるようになった意味です。 そして、 自力で答えを出せる内容は、 多くのことが含まれます。 普通に考えられる内容は、 の 6 から 7 を見ること、 「6×7=42」とかけ算の答えを出…

26×4= の筆算の繰り上がりのたし算で止まっていたら、たし算の答えだけを言う教え方をします。主体性の率先力を育てる向きです。

の答えを自力で出すことは、 主体性の率先力そのものです。 と書いて止まっている子は、 主体性の率先力で、 最初のかけ算 4×6=24 を計算して、 答えの一部分の 4 を書いて、 答えの他の一部分の 2 を覚えて、 2番目のかけ算 4×2=8 を計算して、…

筆算の 4けたのひき算の答えの出し方を見せる実況中継型リードは、「すること」と、「スピード」を、共に、見せています。

筆算 の答えの出し方を、 実況中継型リードで、 こちらが答えを出す様子を見せて教えます。 例えば、 の一の位の 2 と 4 を示して、 「2-4=、引けない」、 「12-4=8」と言って、 4 の真下を示して、 「ここ」と言うような実況中継型リードです…

5+3= の 5 を示して、「ご」と言うことと、3 を示して、「ろく、しち、はち」と言うことまでが、短い時間であればあるほど、「ご」と言うことと、「ろく、しち、はち」と言うことが、繋がりやすくなります。

5+3= の 5 を示して、 「ご」と言って、 3 を示して、 「ろく、しち、はち」と言って、 = の右を示して、 「ここ、はち(8)」と言います。 このような実況中継型リードを見た子が、 「ご」と言われて、 3 を示されて、 「ろく、しち、はち」と言わ…

数唱は、聞かせれば、まねして、言うようになります。この不思議な学び方が、子どもの学び方です。3+1= も、見せれば、まねします。

子どもは、 子ども自身の主体性の自己責任で、 答えの出し方を見せているだけの 実況中継型リードから学び、 自分自身を育てて、 自力で答えを出せるようになります。 例えば、 「いち、に、さん、・・・、ひゃくにじゅう」と、 1 から 120 まで唱えること…

7+6= は、7 から数えることと、+6 の 6回、数えることを、子どもは、体験知として理解しています。

2+4=、6+3=、3+5=、5+3=、3+7=、 2+6=、2+8=、9+5=、4+9=、7+6=、 ・・・・・・・・・・・・のような暗算のたし算です。 2+4= の 2 から 4回、 3、4、5、6 と数えて、答え 6 を出して、 6+3= の 6 から 3回、 …

分母と分子が、同じ 5 の分数を、1 にします。「どうして?」に、「分子÷分母」と、ズバリ答える子は、少数です。

=1 と、 正しく計算した子に、 「ここから、ここ、どうやったの?」と、 を計算して、 答えを 1 にした計算を聞きます。 分数 を計算して、 整数 1 を答えにする計算は、 ここ以前に習っています。 仮分数 を、 「分子÷分母」と割って、 5÷5=1 とす…

四則混合を、先に計算順を決めてから、計算するようにします。こうすると、子どもは、自分が自分をリードしていることに、ボンヤリと気付き始めます。

計算の答えは、 自力で出すものと理解しています。 一度も、 「自力で答えを出しなさい」と、 教えられていないのに、 不思議と、 子どもは理解できています。 だから、 この理解は、 学習知ではなくて、 体験知です。 他の子が、 そうしているのを見ること…

16-3= のような 100問を、次々に計算するために、計算そのものに、夢中・精一杯・なり振り構わずの態度が必要です。教えることが難しい態度です。

16-3= のような暗算のひき算 100問を、 速いスピードで、次々に答えを出して、 そして書いていくことを、 夢中・精一杯・なり振り構わずの態度が支えます。 周りのアレコレから遮断された感じで、 16-3= をパッと見て、 スッと浮かぶ答え 13 …

3+1= の実況中継型リードは、「出すこと」だけです。こちら自身、自分の実況中継型リードが、「出すこと」だけに絞られているのかを、常にチェックします。

3+1= の 3 を、示して、 「さん」と言って、 1 を示して、 「し」と言って、 = の右の余白を示して、 「ここ、し(4)」と言って、 子どもが、3+1=4 と書くのを待ちます。 このような実況中継型リードの 特徴は、 すべて、「出すこと」だけなの…