2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

正負の数のかけ算で、- と - を掛けると、+ にします。理由を知らないまま、慣れることができます。

(-5)×(-2)=+10 の計算で、 符号 - が、+ になる理由を知りたくて、 「どうしてなの?」と、疑問を抱えたままの子に、 正負の数のかけ算を、 繰り返し練習させます。 (-5)×(-2)= の答えを出す計算は、 - と - なので、+ にして、 …

たし算の答えを瞬時に出す感覚は、かなり大きな記憶容量が必要なようです。

たし算の逆のひき算の答えを、 速いスピードで、 次々に出すために、 たし算の感覚のすべてと、 逆算の答えの探し方を、 ワーキングメモリーに、 一時的に覚えておきます。 「たし算の逆のひき算」は、 13-5= の答え 8 を、 5 に何かを足して、 13 …

帯分数のひき算で、子どもをリードするのは、捉えどころのない体験知の何かです。

通分する帯分数のひき算 5-2= を、 繰り返し練習すれば、 無意識の習慣のように、 アレコレ考えるまでもなく、 共通分母 9 を思い付いて、 5 を、共通分母 9 に通分して 5、 整数部分同士を、5-2=3 と、 分子同士を、6-4=2 と引いて、 5…

暗算形式 8×125= のかけ算を、筆算のように計算することは、自力で発見できます。

暗算形式 8×125= が初めてでも、 筆算 のように計算することに、 気付くことができれば、 自力で工夫することができます。 似た形の 暗算形式 125×8= は、 筆算 のように計算しています。 筆算では、 下から上の向きです。 暗算形式 125×8= …

3+1= が初めての幼児に、できることと、知っていることだけで、答えを出す実況中継型リードを見せます。すべて理解できます。まねできます。

幼児に、 初めてのたし算 3+1= を教えます。 この幼児のできることと、 知っていることだけで、 初めてのたし算の答えを、 出す方法を教えます。 幼児のできないことと、 知らないことは、 まったく話さないようにします。 幼児のできることと、 知って…

2けたの筆算のたし算を、左の十の位から足す子に、右の一の位から足すことを教えます。選択肢を増やした後、どちらかを選ばせるためです。

2けたの筆算のたし算 を、 左の十の位から足す子です。 この子に、 右の一の位から足す計算を教える目的は、 選択肢を増やすことです。 右の一の位から足す計算に、 入れ換えさせるためではありません。 「あなたは、 左の十の位から足しています」、 「右…

筆算のひき算の繰り下がりの有無で、同じ部分を見ますか? 違う部分を見ますか? 大筋で同じと見ることがお勧めです。

や、 の筆算のひき算の計算の流れは、 大筋で同じです。 繰り下がりがあるときと、 ないときとで、 少しだけ違う部分があります。 でも、 大筋では同じ 計算の流れで答えを出します。 子どもが、 2けたの筆算のひき算を 繰り返し練習する体験から 大筋で同…

「3けた×1けた」の筆算のかけ算の百の位を隠せば、楽にスラスラ計算できる「2けた×1けた」になります。

初めての「3けた×1けた」 で、 「できないこと」を、 「できること」に転じるようなアイデアを、 天下りで見せてしまいます。 の 1 を隠すだけのアイデアです。 さて、 の 1 を隠すと、 の「2けた×1けた」が見えます。 は、 楽に計算することができま…

新しい計算を、子どもの知っていること(できること)を組み合わせて、教えます。すると、知らないことのように見えることを、知っていることに変えてしまいます。

こちら自身が答えを出している様子を見せる 実況中継型リードでは、 じつは、気付きにくい工夫があります。 「できること」だけを組み合わせて、 答えを出してしまう工夫です。 例えば、 初歩のたし算 3+1= の 実況中継型リードです。 3 を示して、 「…

四則混合の計算の一部分の計算を聞かれたら、答えの出し方だけを教えます。次の 1ステップだけにします。

1-2÷3= の 1番目の計算 2÷3 は、 と知っていれば、 スッとできます。 続く、2番目の計算は、 1-= ですが、 できそうでできない計算です。 思い出すことが難しい計算です。 1-2÷3= の 1番目の計算を 子どもから聞かれたら、 ÷= のように …

こちらは、「いたずら書き」、子どもは、「絵を描いている」です。

のひき算で、 計算から離れて、 余白に、いたずら書きをしています。 こちらは、 計算を中心に見ているので、 「いたずら書き」です。 計算から離れている子どもは、 書いている絵を中心に見ているので、 「絵を描いている」です。 子どもの捉え方は、 「い…

3+4= の答えの出し方を、実況中継型リードで見せます。見ている子は、主体性の率先力を刺激されて、同じように、自力で答えを出したいと思います。

3+4= の 3 を示して、 「さん」と言って、 4 を示して、 「し、ご、ろく、しち」と言って、 = の右を示して、 「ここ、しち(7)」と言うだけの 実況中継型リードを子どもに見せます。 こちらが、 自力で、3+4= の答え 7 を出したと、 見ている…

筆算のひき算の練習中に、気が散り、いたずら書きに移った子です。こちらは、さらに、気を散らす手伝いをして、止まっているひき算の答えに移します。

50問の途中で、 ふと思い付いたような感じで、 ボンヤリと「〇〇を書こう」と思って、 いたずら書きをしている子です。 50問の計算中心に見てしまい、 気が散りやすい子と、 決め付けないように注意します。 のような計算の力を、 育てているのとは、 少…

832-356= を、筆算に書かないで、筆算のように計算できます。できるようになった子は、筆算の計算と同じことに気付きます。

暗算形式 832-356= のひき算は、 832-356= の一の位同士の 2 と 6 を、左から右に見て、 「2-6=、引けない」、 「12-6=6」と引いて、 答えの一の位として、 832-356= 6 と書いて、 十の位同士の 3 と 5 を、左から右…

割り切れるわり算の答えの出し方を、実況中継型リードを見せて教えれば、自力で立って歩くことを学んだときに類似しています。

16÷2= の 2 を示して、 16 を示したまま、 「にいちがに(2×1=2)」、 「ににんがし(2×2=4)」、 「にさんがろく(2×3=6)」、 「にしがはち(2×4=8)」、 「にごじゅう(2×5=10)」、 「にろくじゅうに(2×6=12)」、 「…

自力で答えを出しているこちらを見れば、子どもは、自力で学び始めます。

算数の計算問題の答えを、 自力で出せるようになりたいと思っている子は、 こちらが、 自力で答えを出している様子そのものから、 学びます。 これが、 子どもの学び方だからです。 自力で、 立って歩くことができるようになりたいとき、 乳幼児が見たいのは…

速いスピードの実況中継型リードを見せて、計算問題の答えの出し方を教えます。このとき、子どもに起こる変化はすべて、子ども自身が起こしています。

子どもに、 算数の計算問題の答えの出し方を教えていると、 変化が起きます。 教え方は、 こちらが答えを出している様子を見せる 実況中継型リードです。 子どもに起きる変化を起こしたのは、 誰でしょうか? 落ち着いて考えると、 気付くのだと思いますが、…

数唱を教えるとき、自分の育て方も、同時に教えています。

どこを見るのかは、 選ぶことができる対象です。 例えば、 幼児に、 「いち、に、さん、し、・・・」と唱える数唱を、 繰り返し、 聞かせています。 聞かせているだけです。 最初は、 「いち、に、さん、し、・・・、く、じゅう」と、 1~10 を、 繰り返します…

筆算のたし算 563+279= の答えの出し方を、実況中継型リードを見せて教えます。1問の計算の流れが、長いために、見ている子どもの独自性や可能性を、観察できます。

子どもには、どの子にも、 独自性と可能性があります。 この独自性と可能性を かなり正確に観察できるのが、 筆算のたし算 の答えの出し方を、 こちらが答えを出す様子を、 実況中継型リードで見せる教え方です。 の 3 と 9 を示して、 「3+9=12」と…

筆算のひき算 100-2= が、初めてであっても、この子が、自分の価値と可能性を信じていれば、類推できます。

初めての に、 「分からない」と、 丸投げのような甘えた聞き方です。 の計算には慣れています。 一の位は、 「2-6=、できない」、 「12-6=6」と計算できます。 十の位は、 「3 を、1 減らして、2」、 「2-5=、できない」、 「12-5=7…

「2けた×1けた」の筆算のかけ算を、暗算形式に書いて、筆算のかけ算の計算の流れで計算させます。同じ計算を、難しくすることで、計算の流れを正確につかむようになります。

は、 筆算の形で書かれたかけ算です。 を、 29の段の九九 : 29×3= と見ることは、 とても不自然です。 筆算のかけ算 の計算自体は、 3×9=27 と、 3×2=6 の 2つの九九に、 6+2=8 の繰り上がりのたし算です。 そして、 子どもが筆算のか…

「2けた×1けた」の筆算のかけ算は、「1けた×1けた」のかけ算(九九)を 2回と、繰り上がりがあれば、たし算を 1回です。これだけのことです。

の計算の流れは、 3×9=27 のかけ算と、 3×2=6 のかけ算と、 6+2=8 のたし算です。 この順に行います。 3×9=27 のかけ算と、 3×2=6 のかけ算と、 6+2=8 のたし算は、 それぞれバラバラの計算です。 の答えを出すために、 3×9=…

速いスピードの実況中継型リードで、こちらが答えを出す様子を見せれば、アレコレと、「?」を感じます。すべての「?」を眺めると、不思議と、重要な「?」に気付きます。

実況中継型リードの計算の流れが、 速いスピードであれば、 子どもが感じるさまざまな疑問(?)を、 一つ一つ解決する余裕がありません。 速いスピードの計算の流れを追うことに 精一杯で、 他のことを気にする余裕がないのです。 その結果、 さまざまな疑…

29×3= を、筆算で計算すると、計算の流れをつかまなければなりません。計算自体は、とても簡単になります。

の答えを、 筆算の計算の流れで出すから、 一つ一つの計算が、 とても簡単になります。 でしたら、 3×9=27 と、 3×2=6 と、 6+2=8 です。 2けたの 29 に、 1けたの 3 を掛ける計算は、 かなり難しいのです。 この難しい計算を 筆算の計算…

子どもの内面のリーダーが、筆算のひき算の繰り下がりのリードを嫌がります。だから、この子は、筆算のひき算の繰り下がりが嫌なのです。

の繰り下がりが嫌なのは、 子どもではありません。 子どもの内面の 子ども自身をリードするリーダーが、 の繰り下がり計算のリードを、 嫌がっています。 子ども自身をリードするリーダーが、 の 4 と 5 を見て、 「4-5=、引けない」、 「14-5=9…

速いスピードの 7+4= の実況中継型リードと、速いスピードで次の計算 2+5= に移ることが、子どもを真剣にさせます。

7+4= の 7 を示して、 「しち」と言って、 +4 の 4 を示して、 「はち、く、じゅう、じゅういち」と言って、 = の右を示して、 「ここ、じゅういち(11)」と言うだけの 実況中継型リードは、 自然に、子どもを真剣にさせてしまいます。 こちらが…

7+4= の答え 11 を、実況中継型リードで出すとき、こちら自身をリードしている様子を見せています。見ている子どもは、そうと気付かないまま、自分自身のリードの仕方を学びます。

7+4= の 7 を示して、 「しち」と言って、 +4 の 4 を示して、 「はち、く、じゅう、じゅういち」と言って、 = の右を示して、 「ここ、じゅういち(11)」と言うような 実況中継型リードを見せることで、 こちらが、こちら自身をリードしている…

子どもの集中が切れて、たし算 4+7= で止まっています。誰かが、答えを出すことを待っているたし算です。こちらが、誰かになってしまいます。

集中が切れて、 計算から離れている子の 止まったままのたし算の答えを、 こちらが出してしまいます。 子どもを手伝うのではなくて、 純粋に、こちらが答えを出すだけです。 「あなたに代わって、答えを出します」ではなくて、 「私が答えを出します」だけで…

計算で、壁を感じるようなってから、壁の向こう側を何となく感じます。試練です。

9+3= を見たら、答え 12 が、 出てしまう感覚をつかむことは、 壁になっています。 壁の手前が、 数える計算です。 9+3= の 9 を習慣のように見て、 3 も習慣のように見て、 10、11、12 と、習慣のように数えて、 9+3=12 と書いてし…

共通分母の探し方のお勧めは、大きい方の倍数を、小さい方で割る連鎖です。

+= の 2 と 3 を示して、 「3÷2=、できない(割り切れない)」、 「2倍して、6」、 「6÷2=3、できる(割り切れる)」、 「下、6」と言う流れを、 実況中継型リードの基本にします。 この基本の流れを、 判で押したように繰り返します。 なお、…