のような繰り上がりのあるかけ算の 繰り上がりのたし算の答えを出せないことが かなり多くの子で起こります。 まで書いて、止まっていたら、 繰り上がりのたし算 6+2= の答えを、 出せなくなっている子です。 こうなることがあると知っているので、 「え…
(1-1.2)÷(1.4-1 )= のような 四則混合の計算問題で、 計算する前に計算順を決めている子から、 計算の仕方を聞かれたら、 すでに習っていることですが、 初めて習う子に教えるように、 以前の教え方とまったく同じような 実況中継型リードを…
筆算のたし算 の教え方の 一定の速いスピードの一つの目安は、 子どもが と書き終わるまで、 15秒前後です。 教え方は、 次の実例のような実況中継型リードです。 の 8 と 5 を示して、 「 8+5=13 」と足して、 5 の真下を示して、 「ここ、さん…
子どもが、自分自身をリードして、 さまざまなことをしています。 起きることや寝ること、 食べることやトイレ、 歩くことや走ること、 笑うことや泣くこと、 何かを学ぶことなどです。 どの子も、意識することなく、 ほぼ無意識に、自分自身をリードして、 …
6x-9+2x+10=9 のような 未知数 x の一次方程式は、 順序付けられた一連の作業群で、 解くことができます。 例えば、 x を左に、数字を右に集めて、 左に集めた x だけを計算して、 右に集めた数字だけを計算してから、 右の数字を、 左の x …
筆算のたし算 や、 筆算のひき算 や、 筆算のかけ算 は、 「同じような」計算が繰り返されています。 例えば、 筆算のたし算 の一の位の計算は、 上と下を、3+9=12 と足して、 と 2 を書いて、 次のたし算の答えに足すために、 1 を覚えます。 の十…
の一の位の 6 と 9 を示して、 「ろく引くく(6-9)、引けない」、 「じゅうろく引くく(16-9)、しち(7)」と言って、 9 の真下の余白を示して、 「ここ、しち(7)」と言うだけの教え方をします。 「一の位の 6 と 9 を、上から下に見ます…
の計算の流れは、 6×7=42 と掛けて、 と書いて、 4 を覚えて、 6×3=18 と掛けて、 18+4=22 と足して、 と書くことです。 の計算の 6×7=42 と掛けることから、 と書くまでの流れを、 繰り返し計算する体験から 「答えの出し方」の体験…
の繰り上がりのたし算で、 多くの子の計算が止まります。 の計算は、 4×6=24 と掛けて、 と、4 を書いて、 2 を、次のかけ算の答えに足すために覚えて、 4×2=8 と掛けて、 足すために覚えている 2 を、 8+2=10 と足して、 と、10 を書き…
の答えの出し方を、 こちらが計算するときの ① 2-4= 引けない、12-4=8 、 ② 5-1=4 、 4-8= 引けない、14-8=6 、 ③ 9-1=8 、8-3=5 、 ④ 3-1=2 、 この ①~④ だけに絞って教えて、 答えを書く部分を子どもに参加させ…
5+3= の 5 は、 5 の次の 6 から数えることを、 3 は、 「6、7、8」と、3回数えることを、 それぞれ意味しています。 7+4= の 7 は、 7 の次の 8 から数えることを、 4 は、 「8、9、10、11」と、4回数えることを、 それぞれ意味…
繰り上がりのたし算 の 一の位の 5 と 8 を示して、 「 5+8=13 」と言って、 8 の真下を示して、 「ここ、3 」、 「指、1 」と言うような実況中継型リードです。 リードされた子は、 と書いて、 指を 1本伸ばします。 でも、 どうすべきなのか理…
1 を足すたし算の実況中継型リードの実例です。 3+1= の 3 を示して、 「さん」と声に出して言って、 1 を示して、 「し」と声に出して言って、 = の右の余白を示して、 「ここ、し(4)」と声に出して言います。 2 を足すたし算の実況中継型リー…
+==1 と、 正しく計算した子に、 計算の仕方を聞きます。 +==1 の を示して、 「ここから」と言って、 1 を示して、 「ここ、どうやったの?」と言います。 「上と下が同じだから、1」と、 自分の計算を教えてくれる子が多いと知ったら、 読んで理…
ひき算の答えの出し方の逆向きの数唱で数える方法や、2 つの数に分ける方法と、それぞれの実況中継型リードを知ったら、学習知です。さまざまな子に教える体験をすれば、じつに多くの体験知を得ることになります。
16-3= の答えの見つけ方は、 ① 16 から、逆向きの数唱で、3回、 15、14、13 と数える方法と、 ② 16 を、3+13=16 を利用して、 3 と 13 に分ける方法があります。 どちらもたし算の逆です。 子どもには、 逆向きの数唱で数える方法…
3+1= の 3 を ペン先で、無言で示して、 「さん」と声に出して言って、 1 を、無言で示して、 「し」と声に出して言って、 = の右の余白を、無言で示して、 「ここ、し(4)」と声に出して言います。 示すことを無言で行う理由は、 こちらの視線の対…
×+×= の式を見て、 +==1 が思い浮かび、 「と言うことは・・・」と少し考えることができれば、 ×+×= と、すぐに答えを出せます。 また、×4-= の式を見て、 4-1=3 になっていることを思い付き、 「と言うことは・・・」と少し考えることができれ…
子どもはどの子も、 自分の価値と可能性を信じています。 だから、 5+1= の 5 を示して、 「ご」と声に出して言って、 1 を示して、 「ろく」と声に出して言って、 = の右の余白を示して、 「ここ、ろく(6)」と言うだけの 実況中継型リードを見て…
筆算のたし算 を こちら自身が計算するときの様子を 一コマずつのコマ送りで見ると、 全体を見てから、 3 と 9 を見て、 3+9=12 と足して、 と書いて、 1 を覚えて、 6 と 2 を見て、 6+2=8 と足して、 覚えている 1 を、 8+1=9 と足…
1 を足すたし算は、 数唱の一部分です。 例えば、 5+1=6 は、 「ご、ろく」です。 数唱の一部分の「ご、ろく」の 「ご」は、5+1=6 の 5 です。 「ろく」は、5+1=6 の 6 です。 そして、 「ご」と、「ろく」の 2つだけの一部分は、 5+1…
2けたの数を、④① と、⑤② と書いて、 この 2つの数のたし算を、 筆算 の形で書いても、 暗算 ④①+⑤②= の形で書いても、 同じ計算の仕方です。 一の位同士の ① と ② を探して、 ①+②=③ と足して、 一の位の答えとして書いて、 十の位同士の ④ と ⑤ を探し…
こちらが、単項式の乗除(× と ÷) = や、 = や、 = を計算するとき、 ある種のアナログ体験知にリードされています。 = の全体をパッと見て、 5 と 5 を見て、5×5=25 にして、 =25a と書くことも、 = の全体をパッと見て、 分数の形に書き…
計算問題の答えを、 自力で出すために、 自分が行う一連の流れがあります。 例えば、 26+8= の 6 と 8 を見て、 6+8=14 と足して、 14 の 1 に、26+8= の 26 の 2 を 1+2=3 と足して、 26+8=34 と答えを書きます。 どこ…
自力で答えを出せない四則混合の問題 ×(1- )= を、 「どうやるの?」と聞かれたら、 聞かれた直後に、実際の計算だけを、 実況中継型リードで見せます。 あるいは、 自力で答えを出せない単項式の乗除 = を、 「どうやるの?」と聞かれたら、 聞かれた…
7+8=16 のミスを、 答えを消さないで残したまま、 こちらの実況中継型リードで答えを出して、 7+8=16 15 と、 書かせます。 このたし算の実況中継型リードの実例は、 7+8=16 の 7 を示してから、 8 を示したまま、 8、9、10、11…
2けたの数 45 と 12 のたし算を、 筆算 の形であろうが、 暗算 45+12= の形であろうが、 一の位同士を足して、答えの一の位にして、 十の位同士を足して、答えの十の位にすれば、 計算できます。 計算は、 筆算 の形の方が楽です。 筆算 の形の計…
筆算のたし算 は、 横並びのたし算 1432+5243= と比べて、 とても楽に計算できます。 この学習知は、 実際に子どもの計算を観ることで、 確かめることができます。 筆算のたし算 も、 横並びのたし算 1432+5243= も、 楽にスラスラと計…
四則混合の計算は、 式の形がさまざまですから、 「こうすれば、答えを出せる」のような 子ども自身をリードする何か、 コツのような、パターンのような何かを、 つかむことが難しいようです ですから、 式の形に無関係に、 ① 計算する前に、「計算順は?」…
(1-1.2)÷(1.4-1 )= のような 四則混合の計算で、 計算順を決めることができて、 一つ一つの計算で、 思い出せない計算があれば、 実況中継型リードで計算して見せます。 例えば、 1番目の計算 1-1.2 の 小数 1.2 を、 分数 1 に書…
(1-1.2)÷(1.4-1 )= の四則混合を、 ① 計算順を決めます。 ② 個々の計算を、別々の余白で計算します。 この流れで、計算させます。 すると、 計算する前に計算順を決めるとき、 子どもは何となく、 自分が自分自身をリードして 計算順を決めて…