8+7 の7を「しち」と読み、
「はち、く、じゅう、じゅういち、じゅうに、じゅうさん、じゅうし、じゅうご」と、
指で7回数えて、
答え15を出しています。
楽にスラスラ計算できます。
ですが単調です。
退屈です。
集中が切れて、
ボーっとしてしまいます。
この子へのリードで、
なすべきことを具体的に決めます。
集中が切れて
ボーっとしたままでは、
たし算の計算が終わりません。
集中を戻して、
たし算を計算し始めることを、
なすべきことと
決めることができます。
これでもいいのですが実は、
気付きにくくて、
でもとても面白いことを
なすべきことに決めることができます。
退屈な気持ちのまま、
退屈な気持ちとは別に、
指で数えて答えを出すことができます。
気持ちは気持ちです。
体は体です。
どのような気持ちであっても、
指で数える体の動きをできます。
ですから、
退屈な気持ちを少しも気にしないで、
指で数えて計算してしまうことをリードして、
子どもがまねするように導くことを
なすべきことと決めます。
そして、
ボーっとして止まったままの
5+7 の5を示して、
「ご」と読み、
こちらの手で
「ろく、しち、はち、く、じゅう、じゅういち、じゅうに」と、
7回数えて、
答え12を出してしまいます。
5~6問、
同じようにリードして、
退屈な気持ちのままの子どもが、
まねして指で数えて
計算するように導きます。