×2 の計算で、
2= の計算を忘れていることは、
いいことです。
×2 のかけ算は、
帯分数 2 を、
仮分数 に変えてから計算します。
分数のかけ算を習う前に、
帯分数を仮分数に変える計算を
習っています。
帯分数を仮分数に変えることが
できるようになった後、
分数のかけ算 ×2 を計算します。
ですから、
帯分数 2 を、
仮分数 に変えることができるはずです。
でも、
忘れてしまって、
帯分数を仮分数に変えることが
できなくなっていることがあります。
「忘れたの!」ではありません。
「やり過ぎていなかった」、
「ちょうどいい進み方だった」なのです。
帯分数 2 の
2と3を掛けて、
2×3=6 としてから、
1を足して、
6+1=7 と計算します。
手順のある計算です。
知識としての計算です。
この先で忘れるだろうな
くらいの練習にしておいて、
先に進みます。
やり過ぎないようにします。
忘れることもあるだろうくらいの
少なめの練習にします。
そして、
忘れていたら、
その時に教えます。
子どもは、
「あぁ、そうだった!」と思い出します。
このような進み方をする計算です。