分数のひき算で、1を借りたのに、1を減らさない間違いをリードします。

 {\Large\frac{3}{10}}-3 {\Large\frac{7}{10}}=4 {\Large\frac{13}{10}}-3 {\Large\frac{7}{10}}=1 {\Large\frac{6}{10}}=1 {\Large\frac{3}{5}}

計算しています。

 

間違えています。

 

自力で気付きにくいミスです。

リードして正してしまいます。

 

 {\Large\frac{3}{10}}-3 {\Large\frac{7}{10}} のひき算は、

分母が10にそろっています。

 

分子の3から7を引きますが、

引けません。

 

1を借りて、

引けるようにします。

 

 {\Large\frac{3}{10}} の4から、

1を借ります。

 

この1を、

 {\Large\frac{10}{10}} にして、

 {\Large\frac{3}{10}} に足します。

 

 {\Large\frac{3}{10}} が、

 {\Large\frac{13}{10}} になります。

 

13から7は、

引けます。

 

 {\Large\frac{13}{10}}-3 {\Large\frac{7}{10}} の、

 {\Large\frac{13}{10}} は正しくできています。

 

 {\Large\frac{13}{10}} は、

1を貸していますから、

1減って、3になっています。

 

この間違いを、

自力で探すことが難しいので

リードします。

 

子どもに分かりやすい教え方は、

計算をリードしてしまうことです。

 

「13、合っている」、

「1、減る」、

「4-1、3」とリードします。

 

 {\Large\frac{13}{10}} の13を示して、

「13、合っている」です。

 

4を示して、

「1、減る」、

「4-1、3」です。

 

短時間で正してしまうような、

速いスピードでリードされると、

記憶に残りやすくて、

「そうか。分かった」となります。