3-
=3
-
=3
と計算しています。
間違えています。
3-
のひき算を、
足して、3 としています。
「ここ、ひき算」や、
「足すのではなく、引く」のように
教えたくなります。
でも、子どもの目線ではありません。
子どもの目線では、
もう1度、初めから計算です。
問題 3-
を見ることからです。
初めから、
計算をし直します。
ひき算です。
分母をそろえます。
8と3から、
共通分母24を探し出します。
この24に、通分します。
3 の分子に3を掛けます。
分母は24です。
3 です。
続いて、
の分子に8を掛けます。
分母は24ですから、 です。
ここまで、
子どもの計算は、合っています。
続いて、3-
のひき算です。
分子同士を引きます。
9-8=1 です。
これで、
3-
=3
と計算できます。
ここまで計算すると、
9-8 を、
9+8 としていたことに気付きます。
この子は、
この一連の計算の流れの中で、
9-8 を、9+8 としています。
3-
だけの計算でしたら、
この子も正しく計算できます。
3-
からの計算です。
共通分母を探しだして、
通分した後に、
3-
を計算します。
間違えた分数のひき算を、
初めから計算し直すことで、
流れの中でミスに気付けば、
同じような間違いをしなくなります。
参照:
蔵一二三、「計算の教えない教え方 分数とその先」(2019)。
アマゾン。
計算の教えない教え方 分数とその先―たかが計算 されど算数の根っこ そして人育て