のような宿題40問を計算しています。
計算に手順があります。
最初に何をして、
次に何をして・・・と続く一連の計算です。
右の8と5を上から下に見て、
たし算の答え13を出して、
3を書いて、
1を繰り上がり数として覚えます。
続いて、
6と3を上から下に見て、
たし算の答え9を出して、
繰り上がり数1を足して、
10にして書きます。
そして、
次の問題に移ります。
40問の計算が終わるまで、
同じような計算が続きますから、
何回も集中を切らせるのが普通です。
集中は切れるものですから、
切れても、
戻せればいいのです。
切れるものですから、切れていいのです
戻せないとしたら、
困ったことです。
だから、
戻し方をリードします。
切れていることに気付かないと
戻れません。
切れていることに気付いても、
グズグズしていると戻れません。
気付いたらすぐ戻ります。
こうすると戻れます。
ですから、
切れていることに気付くことと、
すぐ計算に戻ることを教えます。
気付くことと、
すぐ計算に戻ることの2つを組にして、
リードして教えます。
まったくの突然に、
次の計算 をリードします。
5と8を上から下に示しながら、
「じゅうさん(13)」です。
集中が切れている子どもは、
突然、5と8を示されて、
たし算の答え13を言われるのですから、
切れていたことに気付くと同時に
計算し始めます。
集中が切れていることに気付いた子どもは、
すぐに計算に戻ったのですから、
子どもが、13の3を 書いたとき、
「そう」や「いいよ」と
褒める合いの手を入れます。
このような合いの手で、
子どもを褒めることを繰り返します。
やがて子どもは、
集中が切れていることに気付くようになり、
すぐに計算に戻るように育ちます。
(基本039-91)