九九とたし算の決められた組み合わせが、2けた×2けたの筆算のかけ算の中身です。

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 67 \\ \:\:\:\times \: 34 \\ \hline \end{array} }}\\ のかけ算の計算は、

九九と繰り上がりのたし算、

それから筆算のたし算の組み合わせです。

 

4×7=28 と、

4×6=24 と、

24+2=26 と、

3×7=21 と、

3×6=18 と、

18+2=20 が、かけ算部分の計算です。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 67 \\ \times \: 34 \\ \hline  268 \\ 201\:\:\:\:\\\end{array} }}\\ のように計算できます。

 

4回の九九と、

2回の繰り上がりのたし算です。

 

続いて、筆算のたし算を計算します。

 

6+1=7 と、

2+0=2 の2回のたし算です。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 67 \\ \:\times \: 34 \\ \hline  268 \\ 201\:\:\:\:\\\hline \:2278\end{array} }}\\ と、計算できます。

 

このような計算の全体が、

2けた×2けたの筆算のかけ算です。

その中身は、

九九とたし算の決められた組み合わせです。

 

計算する2つの数字と、

その九九とたし算だけを言いながら、

順に計算してみせれば、

何を学ぶのかが、

子どもに、ハッキリと伝わります。

 

優秀な子が、

計算をつかめなくて困っている子に

教えるときの教え方です。

 

困っている子は、

優秀な子から教えられることで、

計算の学び方が上手になり、

優秀な子に育っていくことができます。

 

(×÷029-94)