「出す学び」で学ぶゴールは、答えが浮かぶ感覚を持つまでと、楽にスラスラと正しく計算できるまでの2つです。

計算の仕方を習う「入れる学び」のゴールは、

「そうか、分かった」、

「そう計算するのか」と理解できることです。

 

理解できた計算の仕方で、

計算し始める「出す学び」のゴールは、

2つあります。

 

3+8 を見たら、答え11が、

13-5 を見たら、答え8が、

2×7 を見たら、答え14が、

56÷8 を見たら、答え7が

16÷5 を見たら、商3が、

頭に浮かぶ感覚を持つことがゴールです。

 

「出す学び」で学ぶ内容が、

答を浮かべる感覚を持つまでです。

 

この答を浮かべる感覚、

たし算の答えや、

ひき算の答えや、

九九の答えや、

わり算の答えを浮かべる感覚は、

「入れる学び」で教えることができません。

 

子どもが、

「出す学び」で、

繰り返し計算した結果、

答えが浮かぶ感覚を持つことができます。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 563 \\ +\: 279 \\ \hline \end{array} }} \\ や、

{ \normalsize { \begin{array}{rr}\:\:\:\: 832 \\ - 356 \\ \hline \end{array} }} \\ や、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 87 \\ \:\times \:\:\:\: 7 \\ \hline \end{array} }}\\ のような計算は、

「出す学び」で、

楽にスラスラと正しく

計算できるようになることがゴールです。

 

問題  {\normalsize { \begin{array}{rr} 563 \\ +\: 279 \\ \hline \end{array} }} \\ を見たら、

見ただけですぐに、

答え 842 が、頭に浮かぶまで、

普通、求めません。

 

(基本  {\normalsize {α}} -013)、(+-  {\normalsize {α}} -010)、(×÷  {\normalsize {α}} -012)