2020年02月08日(土)~02月14日(金)のダイジェスト。

20年02月08日(土)

 

5+6 の5を「ご」と黙読して、

+6 の6を見て、

「ろく、しち、はち、く、じゅう、じゅういち」と、

6回数えて、

5+6=11 と、答え11を書きます。

 

シンプルなワンパターンの計算にします。

 

問題を見たら答えが浮かぶ感覚をつかむまでの

つらい練習の時期に、

子どもはさまざまな悪さに逃げます。

内面を強く育てる手伝いをします。

 

 

20年02月09日(日)

 

答えを浮かべる感覚を持つまで、

繰り返し練習を続ける計算は、

7+5 のようなたし算、

13-5 のようなひき算、

2×7 のような九九、

12÷2 のようなわり算です。

 

 

20年02月10日(月)

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 67 \\ \:\times \:\:\:\: 4 \\ \hline \end{array} }}\\ の計算の間違いを、

自力で直せないとき、

子どもは、「分からない」と聞きます。

 

子どもに、信頼されていれば、

「どこ?」と聞き返すと、

子どもは、自力で直せないところを、

「ここかなぁ?」と教えてくれます。

 

 

20年02月11日(火)

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 67 \\ \times \:\:\:\: 4 \\ \hline \:448\end{array} }}\\ の間違いを直せません。

「分からない」と聞きます。

 

すぐ、こちらが計算をリードして、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 67 \\ \times \:\:\:\: 4 \\ \hline \:268\end{array} }}\\ と直します。

子どもとの信頼関係が強くなります。

 

 

20年02月12日(水)

 

「そうやるのか」と、

計算の仕方を理解するまでが、

「入れる学び」です。

 

理解した方法で計算し始めたら、

「出す学び」です。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 63 \\ \times \:\:\:\: 2 \\ \hline \:186\end{array} }}\\ と間違えたら、

「出す学び」のままの子に、

「出す学び」で教えます。

 

 

20年02月13日(木)

 

「出す学び」で学ぶ2つのゴール。

 

① 答えが浮かぶ感覚を持つ。

たし算(3+8)の答え11や、

ひき算(13-5)の答え8や、

九九(2×7)の答え14や、

わり算(56÷8)の答え7が浮かぶ感覚です。

 

② 楽にスラスラと正しく計算できる。

筆算のたし算(  {\normalsize { \begin{array}{rr} 563 \\ +\: 279 \\ \hline \end{array} }} \\ )や、

筆算のひき算( { \normalsize { \begin{array}{rr}\:\:\:\: 832 \\ - 356 \\ \hline \end{array} }} \\ )や、

筆算のかけ算(  {\normalsize { \begin{array}{rr} 87 \\ \:\times \:\:\:\: 7 \\ \hline \end{array} }}\\ )のような計算です。

 

 

20年02月14日(金)

 

筆算を左から計算する子どもが、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 954 \\ +\: 248 \\ \hline \end{array} }} \\ のようなたし算で、

難しさを強く感じ始めます。

 

「出す学び」の学び方のままで、

右からの計算に切り替えさせます。