341×2= を筆算のように計算するとき、子どもは、心の中で筆算に書き換えて計算しています。

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:341 \\ \times \:\:\:\:\:\:\:\: 2 \\ \hline \end{array} }}\\ のようなかけ算を、

楽にスラスラと計算できます。

 

この子に、

341×2= のようなかけ算の計算を、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:341 \\ \times \:\:\:\:\:\:\:\: 2 \\ \hline \end{array} }}\\ の計算を利用するように教えます。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:341 \\ \times \:\:\:\:\:\:\:\: 2 \\ \hline \end{array} }}\\ の計算は、

2から1を下から上に見て、

2×1 の九九の答え2を頭に浮かべて、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:341 \\ \:\times \:\:\:\:\:\:\:\: 2 \\ \hline \:\:\:\:\:\:\:2\end{array} }}\\ と書きます。

 

341×2= の計算に、

この筆算の計算を利用します。

 

「下から上」の視線を、

「右から左」の視線に変えます。

 

341×2= の

2から1を右から左に見て、

2×1 の九九の答え2を頭に浮かべて、

=の少し先に、

341×2=  2 と書きます。

 

これを、

341×2= の

2から1を示しながら、

「にいちがに(2×1=2)」、

「ここ、2」とリードして教えます。

 

341×2= を、

筆算  {\normalsize { \begin{array}{rr} \:341 \\ \times \:\:\:\:\:\:\:\: 2 \\ \hline \end{array} }}\\ に書き換えずに、

この書き方のままで、

筆算のように計算しています。

 

筆算  {\normalsize { \begin{array}{rr} \:341 \\ \times \:\:\:\:\:\:\:\: 2 \\ \hline \end{array} }}\\ の計算を、

楽にできる子ですから、

心の中で、筆算  {\normalsize { \begin{array}{rr} \:341 \\ \times \:\:\:\:\:\:\:\: 2 \\ \hline \end{array} }}\\

勝手にイメージしながら、

341×2=  2 と書きます。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:341 \\ \:\times \:\:\:\:\:\:\:\: 2 \\ \hline \:\:\:\:\:\:\:2\end{array} }}\\ の次の計算は、

2から4を下から斜め上に見て、

2×4 の九九の答え8を頭に浮かべて、

4の真下に  {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:341 \\ \:\times \:\:\:\:\:\:\:\: 2 \\ \hline \:\:\:\:\:82\end{array} }}\\ と書きます。

 

341×2=  2 の次の計算に、

利用します。

 

341×2=  2 の

2から4を右から左に見て、、

2×4 の九九の答え8を頭に浮かべて、

=の右に 341×2= 82 と書きます。

 

子どもには、

341×2=  2 の

2から4を示しながら、

「にしがはち(2×4=8)」、

「ここ、8」とリードして教えます。

341×2= 82 です。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:341 \\ \:\times \:\:\:\:\:\:\:\: 2 \\ \hline \:\:\:\:\:82\end{array} }}\\ の3番目の計算は、

2から3を下から斜め上に見て、

2×3 の九九の答え6を頭に浮かべて、

3の真下に  {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:341 \\ \:\times \:\:\:\:\:\:\:\: 2 \\ \hline682\end{array} }}\\ と書きます。

計算が終わります。

 

341×2= 82 の3番目の計算に、

利用します。

 

341×2= 82 の

2から3を右から左に見て、

2×3 の九九の答え6を頭に浮かべて、

=の右に 341×2=682 と書きます。

計算できます。

 

子どもには、

341×2= 82 の

2から3を示しながら、

「にさんがろく(2×3=6)」、

「ここ、6」とリードして教えます。

341×2=682 と計算できます。

 

341×2= のようなかけ算を、

この書き方のまま、

筆算の計算を利用するように教えると、

計算しているとき、

子どもは心の中で、

筆算  {\normalsize { \begin{array}{rr} \:341 \\ \times \:\:\:\:\:\:\:\: 2 \\ \hline \end{array} }}\\ を見ています。

 

とても不思議なことですが、

341×2= を、

筆算  {\normalsize { \begin{array}{rr} \:341 \\ \times \:\:\:\:\:\:\:\: 2 \\ \hline \end{array} }}\\ を利用して計算するとき、

心の中で、

筆算  {\normalsize { \begin{array}{rr} \:341 \\ \times \:\:\:\:\:\:\:\: 2 \\ \hline \end{array} }}\\ を見ています。

 

(基本  {\normalsize {α}} -015)、(×÷  {\normalsize {α}} -013)