左から右に見る視線の九九から、下から上に見る視線のかけ算に移り、右から左に見る視線のかけ算を計算できるようになります。

九九は、

「にいちがに」、「ににんがし」、

「にさんがろく」、「にしがはち」・・・のように、

音を利用して覚えます。

 

九九を書けば、

2×1=2、2×2=4、

2×3=6、2×4=8・・・です。

 

2×1=2 を左から右の視線で見て、

「にいちがに」と読みます。

 

左から右の視線は、

7+8= や、

13-5= のような暗算の計算です。

 

2の段を6秒で言えるようになるまで、

繰り返し練習すると、

2×7= を見ただけで、

答え14が、浮かぶ感覚を持ちます。

 

2×7= を見るだけです。

「にしちじゅうし」の音を使う前に、

答え14が浮かびます。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 43 \\ \:\times \:\:\:\: 2 \\ \hline \end{array} }}\\ のかけ算は、

下から上の視線で見て、

答えを下に書きます。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 43 \\ \times \:\:\:\: 2 \\ \hline \:\:\:\:\:6\end{array} }}\\ は、

2から3を、下から上に見て、

2×3 の答え6を出して、

2の下を見て、答え6を書きます。

 

目の動きだけを追えば、

下から上の視線と、

真下を見る視線です。

 

2×3=6 でしたら、

左から右に、2と3を見て、

答え6を、右に書きます。

 

視線は、

左から右の一方通行です。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 43 \\ \times \:\:\:\: 2 \\ \hline \:\:\:\:\:6\end{array} }}\\ の視線は、

下から上の視線の後、

向きを変えて下向きの視線です。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 43 \\ \times \:\:\:\: 2 \\ \hline \:\:\:\:\:6\end{array} }}\\ の次の計算、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 43 \\ \times \:\:\:\:\:\: 2 \\ \hline \:\:\:\:\:86\end{array} }}\\ の、2×4=8 の視線は、

やや複雑です。

 

2から4は、下から斜め上の視線です。

答え8は、4の真下の視線です。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 43 \\ \:\times \:\:\:\: 2 \\ \hline \end{array} }}\\ のかけ算を楽にできるようになると、

43×2= を、

この書き方のままで、

筆算のように計算することができます。

 

視線を、

筆算のように動かします。

 

43×2= の2から3を、

右から左の視線で見て、

2×3=6 です。

 

答え6は、

視線を逆向きにして、

= の右の少し先を見て、

43×2= 6 と書きます。

 

43×2= 6 の次の計算は、

2から4を、右から左の視線で見て、

2×4=8 です。

 

答え8を、

視線を逆向きにして、

= の右を見て、

43×2=86 です。

 

(基本  {\normalsize {α}} -017)、(×÷  {\normalsize {α}} -013)