30÷2= を、
子どもの潜在能力を刺激するように教えます。
18÷2= を見たら、
答え9が頭に浮かぶ感覚を持っています。
26÷2= を、
26の2を見て、
2÷2=1 と頭の中で計算して、
26÷2=1 と書いてから、
26の6を見て、
6÷2=3 と頭の中で計算して、
26÷2=13 と書く、
筆算のように計算する方法を知っています。
5÷2= を見たら、
答え2が頭の中に浮かび、
5から、2×2=4 の4を引いて、
5÷2=2・・・1 と計算できます。
この子に、
30÷2= を筆算ではなくて、
筆算のように計算する方法を教えます。
「えっ、何?」、
「どうやっているの?」と、
子どもの興味を強く刺激できる方法です。
目的は、
筆算を習う前だから可能な、
潜在能力を刺激できる計算を試すことです。
30÷2= の30の0を隠して、
3と2が見えるようにしてから、
「さん割るに(3÷2)?」と聞きます。
見慣れている 3÷2= と,
違って見えることに、
戸惑った子どもが答えられなければ、
「いち(1)、あまり、いち(1)」と
答えを言います。
そして、
30÷2= の=の右を示して、
「ここ、いち(1)」で、
30÷2=1 と子どもが書くのを待って、
30の3と0の間を示して、
「ここ、あまり、いち(1)」とリードして、
÷2=1 と書かせてしまいます。
それから、
÷2=1 の の1と0を示して、
「じゅう割るに(10÷2)?」と聞きます。
10÷2= に見えませんから、
子どもが答えなければ、
「ご(5)」と答えを言ってから、
÷2=1 の=1の右を示して、
「ここ、ご(5)」とリードします。
÷2=15 と計算できます。
36÷2= で、
計算の流れを書きます。
36÷2= の
36の3と÷2の2を見て、
3÷2=1・・・1 と頭の中で計算して、
36÷2=1 と書いてから、
あまり1を、 と書いた後、
の1と6を16と見て、
16÷2=8 を頭の中で計算して、
÷2=18 とします。
筆算を習う前に、
このような計算を試すことで、
子どもの潜在能力を刺激できます。
潜在能力の開き方に個人差があります。
このような計算の刺激を受けて、
計算の流れをパッとつかむ子もいれば、
刺激を受けるだけの子もいます。
(基本 -019)、(×÷ -014)