取り掛かるまでがダラダラとなる算数の宿題の取り掛かりを手伝います。

宿題が嫌いな子です。

特に算数の宿題が嫌いです。

 

だから、

遅くまで先延ばしした算数の宿題を

仕方なく始めるときも、

取り掛かるまでに時間がかかります。

 

宿題は、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 68 \\ +\: 35 \\ \hline \end{array} }} \\ や、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 75 \\ +\: 18 \\ \hline \end{array} }} \\ のようなたし算を、

50問です。

 

8+5 や、6+3 の指は取れています。

問題を見るだけで、

答え13や、9がすぐに浮かびます。

 

筆算のたし算の計算にも慣れています。

楽に計算できるはずです。

 

算数の宿題が嫌いであっても、

この子には重要なことです。

 

やると決めて、

やり始めるのならば、

サッサと取り掛かれる子に育ってほしいのです。

 

取り掛かるためには、

宿題を出して、

鉛筆を持って、

問題を見て、

計算します。

 

すべて動作です。

 

「取り掛かるまでの動きを手伝うよ」、

「嫌だなと思っていても、

サッサと動こうとすれば動けます」、

「リードするからね」のような気持で、

速い動きの取り掛かりを体験させます。

 

動きの速いスピードを、

言葉で教えることはできません。

 

出掛けることを嫌がっている幼児の

着替えを手伝う要領です。

 

無言でテキパキと、

子どもの手を取ってリードして、

宿題を取り出します。

鉛筆を持たせます。

 

そして、

1問目の問題  {\normalsize { \begin{array}{rr} 68 \\ +\: 35 \\ \hline \end{array} }} \\ の8から5を示して、

「8+5、13」、

「ここ、13の3」と速いスピードでリードして、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 68 \\ +\: 35 \\ \hline \:\:\:\:3\end{array} }} \\ と書かせてしまいます。

 

「本当は、あなたがするのだよ」のような

気持ちを持ちません。

 

こちらは、

自分の宿題に取り掛かるように、

テキパキサッサとリードします。

 

(基本058)