宿題が嫌いな子です。
特に算数の宿題が嫌いです。
だから、
遅くまで先延ばしした算数の宿題を
仕方なく始めるときも、
取り掛かるまでに時間がかかります。
宿題は、
や、
のようなたし算を、
50問です。
8+5 や、6+3 の指は取れています。
問題を見るだけで、
答え13や、9がすぐに浮かびます。
筆算のたし算の計算にも慣れています。
楽に計算できるはずです。
算数の宿題が嫌いであっても、
この子には重要なことです。
やると決めて、
やり始めるのならば、
サッサと取り掛かれる子に育ってほしいのです。
取り掛かるためには、
宿題を出して、
鉛筆を持って、
問題を見て、
計算します。
すべて動作です。
「取り掛かるまでの動きを手伝うよ」、
「嫌だなと思っていても、
サッサと動こうとすれば動けます」、
「リードするからね」のような気持で、
速い動きの取り掛かりを体験させます。
動きの速いスピードを、
言葉で教えることはできません。
出掛けることを嫌がっている幼児の
着替えを手伝う要領です。
無言でテキパキと、
子どもの手を取ってリードして、
宿題を取り出します。
鉛筆を持たせます。
そして、
1問目の問題 の8から5を示して、
「8+5、13」、
「ここ、13の3」と速いスピードでリードして、
と書かせてしまいます。
「本当は、あなたがするのだよ」のような
気持ちを持ちません。
こちらは、
自分の宿題に取り掛かるように、
テキパキサッサとリードします。
(基本058)