を、
と、
を、
と正しく計算します。
ですが、
で止まります。
2けたの でしたら、
楽に、 と計算できる子です。
3けたのたし算の繰り上がりも、
2けたのたし算と同じ計算だろうと、
思い付いているようです。
でも、
ミスを恐れています。
何も書かないで、
「分からない」です。
「思い付いた通りです」、
「あなたの知っている繰り上がり計算です」、
「計算してみせます」、
「あなたが繰り上がりを習ったやり方です」、
「覚えているはずです」と心で決めてから、
計算をリードします。
の115の真ん中の1を隠して、
5と7が見えるようにしてから、
「ご足すしちは(5+7=)?」とリードします。
たし算を誘われた子どもは、
「じゅうに(12)」と答えてくれます。
「そう。に(2)書いて」、
「指、いち(1)」と教えます。
です。
繰り上がりのような言葉を使うと、
聞いて理解する姿勢に子どもがなります。
こうならないように、
指に、
繰り上がり数1を取らせます。
これだけの違いですが、
子どもは計算する姿勢のままです。
隠していた115の1を見せてから、
「いち足すいちは(1+1=)?」です。
すぐに子どもは、
「に(2)」と答えてくれます。
「そう」と教えます。
子どもの答え「に(2)」を、
正しいと認めたのではありません。
「そう」と教えたのです。
だから子どもは、
答え2を書きます。
です。
続いて、115の左の1を示して、
「これ、ここ」とリードすれば、
と計算できます。
「やはり思っていた通りだ」となります。
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