、
、
、
。
この4つの見本を、
正しい計算(公理)と認めます。
正しいのですから、
証明しません。
説明しません。
そして、
この見本を利用して、
正負の数のたし算を計算します。
どれと同じかを選び出して、
同じようにまねして計算します。
でしたら、
見本: と同じです。
まねして計算できます。
の計算を、
子どもができないようでしたら、
「どれと同じ?」と選ばせます。
正しいと認める公理から
組み立てていく数学の学び方です。
の6と10を見れば、
の2と3と同じ並び方です。
右の数字が、
左の数字よりも大きくなっています。
数字を抜いて、
を見れば、
と、
は同じです。
分数のたし算・ひき算・かけ算・わり算を
区別して計算できるようになれば、
が、
見本: と同じことを、
見抜くことができます。
をまねして、
同じように を計算します。
の答え「-1」は、
3から2を引いて、
その答え1の前に「-」を付けています。
も同じように計算できます。
10から6を引いて、
答え4を出して、
前に「-」を付ければ、-4 です。
これで計算できます。
です。
4つの見本:
、
、
、
を
正しい(公理)と認めれば、
正負の数のたし算を計算できます。
このような計算の習い方は、
数学そのものの普通のやり方です。
説明(解釈)は、
後からです。
先に説明しないのが、
普通の数学の流れです。
例えば、
階段の上り下りで、解釈します。
階段の踊り場から始めて、
上りの段数をプラスの数、
下りの段数をマイナスの数と解釈します。
この解釈で、
を計算します。
踊り場から6段上ります。
そこから、10段下ります。
すると、踊り場から4段下です。
つまり、
と計算できます。
これは、数学の応用です。
さまざまな応用を考えることができます。
入金をプラス、
出金をマイナスとすることができます。
東に歩く歩数を、プラスの数に、
西に歩く歩数を、マイナスの数に
することもできます。
数学の応用です。
応用が後です。
(基本 -029)、(+- -024)、(分数 -006)