2020年03月14日(土)~03月20日(金)のダイジェスト。

20年03月14日(土)

 

15-8= の=の右を示して、「しち(7)」です。

子どもが、15-8=7 と書くのを待って、

8と7と15をこの順に示しながら、

「はち足すしち、じゅうご(8+7=15)」です。

 

やり方を言葉で説明して、

少し易しくします。

 

15-8= の8と=の右と15を順に示しながら、

「8に何を足したら、15?」です。

 

子どもから答え7が出ないようでしたら、「7」です。

15-8= の右を示して、「ここ、7」です。

 

15-8=7 の8と7と15を順に示しながら、

「はち足すしち、じゅうご(8+7=15)」です。

 

試行錯誤の幅を狭くして、

さらに易しくします。

 

15-8= の5を隠してから、

「じゅう引くはち、に(10-8=2)」です。

5を見せてから、

「に足すご、しち(2+5=7)」です。

15-8= の=の右を示して、「しち(7)」です。

 

 

20年03月15日(日)

 

{ \normalsize { \begin{array}{rr}\:\:\:\: 64 \\ - 35 \\ \hline \end{array} }} \\ 6と3を隠してから、

「し引くご(4-5)、できない」と教えてから、

「じゅうし引くご(14-5)?」と聞きます。

 

子どもの戸惑いが大きいようでしたら、

易しい計算に変えます。

 

{ \normalsize { \begin{array}{rr}\:\:\:\: 64 \\ - 35 \\ \hline \end{array} }} \\ の4だけを隠して、

「じゅう引くご(10-5)?」と聞きます。

 

子どもが「ご(5)」と答えるのを待って、

隠していた4を見せます。

 

そしてすぐ、

「ご足すし(5+4)?」です。

 

 

20年03月16日(月)

 

3+1= のたし算の計算を、

「やらされている」感ではなくて、

「自然と生まれる豊かな時間」にすることが、

教え方を少し工夫すれば可能です。

 

 

20年03月17日(火)

 

座っている姿勢から立つ姿勢に、

体を動かすことで、

「教えてもらう」が、

「自分で計算しようとする気持ち」に変わります。

 

 

20年03月18日(水)

 

速い計算の動画見本を見るだけで、

「あぁいうふうにやるのか」と、

計算を速くするための頑張り方を理解します。

 

 

20年03月19日(木)

 

3+2=5、

3+(-2)=1、

2+(-3)=-1、

(-3)+(-2)=-5 の4つを

正しいと認めます。

 

これを利用すれば、

6+(-10)= を、

6+(-10)=-4 と計算できます。

 

 

20年03月20日(金)

 

(+2)×(+3)=+6、

(+2)×(-3)=-6、

(-2)×(+3)=-6、

(-2)×(-3)=+6 の4つを

正しい(公理)と認めて、

正負の数のかけ算を計算する流儀が、

数学流の作法です。