2020年03月21日(土)~03月27日(金)のダイジェスト。

20年03月21日(土)その1

 

数学流の作法は、膨らませる流れです。

 

(+2)×(+3)=+6、

(+2)×(-3)=-6、

(-2)×(+3)=-6、

(-2)×(-3)=+6 の4つの計算規則から、

正負の数のかけ算を計算できます。

大きく膨らみます。

 

とても楽しい知的作業から、

(マイナス)×(マイナス)が、(プラス)になる

解釈を生み出すことができます。

膨らませています。

 

 

20年03月21日(土)その2

 

数学流の作法のたし算は、

「後ろ」を正しい(公理)と認めます。

 

3+8= でしたら、

3を「さん」と黙読してから、

+8の8つだけ「後ろ」の数、

「し、ご、ろく、しち、はち、く、じゅう、じゅういち」の

「じゅういち(11)」です。

 

3+8=11 と計算できます。

 

「後ろ」の使い方が分かれば、

すべてのたし算を計算できます。

 

 

20年03月22日(日)

 

「難しい」、

「分からない」、

「教えて」と口にするとき、

計算する気持ちが緩みます。

 

「難しい」と感じていても、

気持ちをギュッと引き締める子は、

計算してしまいます。

 

 

20年03月23日(月)その1

 

子どもが生きる時代は、

知識時代です。

 

新しい知識を生み出す仕事に就くのですから、

「自分で計算の仕方を発見できない」、

「丁寧に説明してもらえれば計算できる」、

「分かってもすぐに計算できるようにならない」を

無意識のブレーキとしてかけていたら、

不利でしょう。

 

 

20年03月23日(月)その2

 

ダラダラと計算します。

疲れてきたらウトウトします。

難しさを感じたら泣きます。

楽しいからペチャクチャと話します。

 

すべて、

子どもがかけたブレーキの仕業です。

 

 

20年03月24日(火)

 

答えを浮かべる感覚を利用することは、

計算の手抜きです。

 

8+5= の答え13を浮かべるたし算の感覚。

12÷4= の答え3を浮かべるわり算の感覚。

 

式を見て、

手順を省く手抜きもあります。

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 31 \\ \:\:\times \: 20 \\ \hline  620 \\\end{array} }}\\ このような計算です。

 

 

20年03月25日(水)その1

 

分数計算にも、

感覚を利用する手抜きがあります。

 

約分の割る数を思い浮かべる感覚や、

たし算の共通分母を思い付く感覚です。

 

また、手順を省く手抜きを工夫すれば、

計算が速くなり、ミスが減ります。

 

 

20年03月25日(水)その2

 

「やることがモタモタしていて遅い(宿題など)」は、

子どもの問題です。

 

子どもには、

自分の問題を解決する力があります。

 

嫌いな算数の宿題を、

サッサと始めて

テキパキと終わらせてしまう力を持っていると、

子どもに気付かせるリードをします。

 

 

20年03月26日(木)その1

 

832-356= で止まります。

「やり方が分からない」ように見えます。

 

子どもが望む教えられ方は、

「やってみせてほしい」です。

 

 

20年03月26日(木)その2

 

入れる向きが大人の教え方です。

説明します。

 

子どもは出し方を見たいのです。

「計算してみせて」が望みです。

 

 

20年03月27日(金)

 

算数や数学の計算は、

どのような計算を習うときも、

「分かっていない」から、

「分かっているのか分かっていないのか

ハッキリとしない」に移って、

「分かっている」になり、

自分で計算できるようになります。