20年03月21日(土)その1
数学流の作法は、膨らませる流れです。
(+2)×(+3)=+6、
(+2)×(-3)=-6、
(-2)×(+3)=-6、
(-2)×(-3)=+6 の4つの計算規則から、
正負の数のかけ算を計算できます。
大きく膨らみます。
とても楽しい知的作業から、
(マイナス)×(マイナス)が、(プラス)になる
解釈を生み出すことができます。
膨らませています。
20年03月21日(土)その2
数学流の作法のたし算は、
「後ろ」を正しい(公理)と認めます。
3+8= でしたら、
3を「さん」と黙読してから、
+8の8つだけ「後ろ」の数、
「し、ご、ろく、しち、はち、く、じゅう、じゅういち」の
「じゅういち(11)」です。
3+8=11 と計算できます。
「後ろ」の使い方が分かれば、
すべてのたし算を計算できます。
20年03月22日(日)
「難しい」、
「分からない」、
「教えて」と口にするとき、
計算する気持ちが緩みます。
「難しい」と感じていても、
気持ちをギュッと引き締める子は、
計算してしまいます。
20年03月23日(月)その1
子どもが生きる時代は、
知識時代です。
新しい知識を生み出す仕事に就くのですから、
「自分で計算の仕方を発見できない」、
「丁寧に説明してもらえれば計算できる」、
「分かってもすぐに計算できるようにならない」を
無意識のブレーキとしてかけていたら、
不利でしょう。
20年03月23日(月)その2
ダラダラと計算します。
疲れてきたらウトウトします。
難しさを感じたら泣きます。
楽しいからペチャクチャと話します。
すべて、
子どもがかけたブレーキの仕業です。
20年03月24日(火)
答えを浮かべる感覚を利用することは、
計算の手抜きです。
8+5= の答え13を浮かべるたし算の感覚。
12÷4= の答え3を浮かべるわり算の感覚。
式を見て、
手順を省く手抜きもあります。
このような計算です。
20年03月25日(水)その1
分数計算にも、
感覚を利用する手抜きがあります。
約分の割る数を思い浮かべる感覚や、
たし算の共通分母を思い付く感覚です。
また、手順を省く手抜きを工夫すれば、
計算が速くなり、ミスが減ります。
20年03月25日(水)その2
「やることがモタモタしていて遅い(宿題など)」は、
子どもの問題です。
子どもには、
自分の問題を解決する力があります。
嫌いな算数の宿題を、
サッサと始めて
テキパキと終わらせてしまう力を持っていると、
子どもに気付かせるリードをします。
20年03月26日(木)その1
832-356= で止まります。
「やり方が分からない」ように見えます。
子どもが望む教えられ方は、
「やってみせてほしい」です。
20年03月26日(木)その2
入れる向きが大人の教え方です。
説明します。
子どもは出し方を見たいのです。
「計算してみせて」が望みです。
20年03月27日(金)
算数や数学の計算は、
どのような計算を習うときも、
「分かっていない」から、
「分かっているのか分かっていないのか
ハッキリとしない」に移って、
「分かっている」になり、
自分で計算できるようになります。