計算の答えを書くスピードが、
リズムから外れているようでしたら、
リードして、リズムに乗せます。
リズムに乗せるためのリードは、
早口です。
リズムを感じるためです。
そして、
表現がよくないですが、
小声で、ぶっきらぼうな口調です。
やはり、リズムを感じるためです。
そして、
こちらのリードを、
子どもへのお願いにしないためです。
お願いを感じさせると、
リズムから外れた子を、
リズムに乗せることが難しくなります。
さて、
6+5= を数える計算の子です。
「たし算を数えるリズム」で計算できれば、
子どもは計算を楽しむことができます。
でも、
何かの外乱で、
「たし算を数えるリズム」から外れてしまうと、
計算に集中できなくなって、
計算から離れてしまいます。
このように、
「たし算を数えるリズム」から外れてしまい、
計算から離れた子を手伝います。
ふたたび、
「たし算を数えるリズム」に乗るようなリードで
子どもを手伝います。
止まっているたし算 9+3= の
9を示して、「く」と声に出して、
3を示して、
「じゅう、じゅういち、じゅうに」と声に出して数えて、
=の右を示して、
「ここ、じゅうに(12)」です。
小声で、早口で、ぶっきらぼうな口調です。
これが、
「たし算を数えるリズム」に乗せてしまうリードです。
こちらのリードで、
子どもと一緒に、
「たし算を数えるリズム」に乗って、
ダンスを踊るような感じです。
4~5問や、
7~8問のリードで、
子どもが、
「たし算を数えるリズム」に乗れたら、
こちらのリードをやめます。
続きを子どもは、
リズムに乗って、
一人で踊ることができます。
(基本 -056)、(+-
-042)