子どもが自分自身を育てる試行錯誤をします。そして、7+1=8 と計算できる子に育ちます。

アイザック・ニュートンは、20代の前半に

物理の万有引力や力学、

数学の微積分を生み出しています。

 

このような知識を生み出せる人に、

アイザック・ニュートンは、

自分自身をどのように育てたのでしょうか?

 

ベンジャミン・フランクリンが、

「自伝」で自分自身の育て方を書いています。

 

アイザック・ニュートンの方が、

100年近く前ですから、

自分自身の育て方の知識は、

ベンジャミン・フランクリンよりも

とても少なかったはずです。

 

自分自身の育て方の情報が少ない中で、

アイザック・ニュートンは自分を育てて、

ニュートン力学微積分学を生み出しています。

 

試行錯誤の連続で、

新しい知識を生み出せる自分を育てているはずです。

 

今の時代は、

アイザック・ニュートンの時代よりも、

ベンジャミン・フランクリンの時代よりも、

人の脳のことも、

知性や社会情緒や精神の育て方も、

はるかに多くのことが分かっています。

 

それでも、

産業の時代から知識時代へ

時代が大きく転換し始めている今、

自分自身の育て方に、

「こうすればうまくいく」の決め手がなく、

どうしても試行錯誤の手探り状態になります。

 

ですから、

自分を育てる試行錯誤に、

今の時代を生きる子はできるだけ早い時期に

慣れてしまった方がよさそうです。

 

さて、

このブログでお伝えしている子どもへの教え方は、

実は、

子どもが自分自身を育てる試行錯誤になっています。

 

計算の仕方を動画見本で見せる教え方をすれば、

自然にこうなります。

 

例えば、

3+1= の3を示して、

「さん」と音読します。

 

次に、

+1 の1を示して、

「し」と数えます。

 

そして、

3+1= の = の右を示して、

「し(4)」です。

 

子どもは、

3+1=4 と書きます。

 

ですが、

教えられたとは思いません。

計算の仕方も分かりません。

 

6+1= や、

2+1= や、

5+1= を次々に、

同じように教えられます。

 

「どうやっているのだろうか?」と、

子どもは自分に聞くことで、

このようなたし算を計算できるように、

自分自身を育てる試行錯誤をしてしまいます。

 

「なぁんだ。そうか!」となって、

7+1= の答え8を自分で計算できるように、

子どもが自分を育てています。

 

(基本  {\normalsize {α}} -080)、(+-  {\normalsize {α}} -061)