2020年05月16日(土)~05月22日(金)のダイジェスト。

20年05月16日(土)

 

こちらが計算している実況中継を

見せるだけの教え方があります。

 

計算の仕方を教えるときも、

切れている集中を戻すときも、

効果的な教え方です。

 

 

20年05月17日(日)

 

子どものさまざまなことへの

反応のデータの履歴を持ちます。

 

数唱のデータもあります。

易しいたし算のデータもあります。

九九を覚えるまでのデータもあります。

集中時間のデータもあります。

「分からない」と言わなくなるまでのデータもあります。

「どうやるの?」と聞くようになるまでのデータもあります。

 

この履歴から、その子の傾向が分かります。

これが、子どもの比べ方です。

つまり、自分の履歴の中で比べます。

 

 

20年05月18日(月)

 

集中が切れて止まっている問題  {\Large\frac{2}{8}}= に

こちらの計算を見せます。

 

 {\Large\frac{2}{8}}= の2を示して、

「に(2)で割る」、

「に割るに、いち(2÷2=1)」、

8を示して、

「はち割るに、し(8÷2=4)」と、

こちらの計算を実況中継します。

 

子どもは、

計算しているこちらを見ます。

自然に計算に戻ります。

 

ワンパターンの手伝い方ですから、

子どもを冷静に見る余裕があります。

 

集中は誰でも切れることがあるのだから、

集中を切らさないようにすることではなくて、

切れた集中の戻し方を教えることが、

教えるべき対象らしいと気付いたりします。

 

 

20年05月19日(火)

 

子どもの集中は切れています。

算数の宿題を計算していません。

 

これは、

見えている「困った」です。

 

計算している子は、どこにも見えませんが、

計算に戻すことが、

見えていない本当の問題です。

 

さて、

集中が切れて計算していない子どもは、

自分をリードする内面のリーダーから、

計算以外の何かに気持ちを向けるように

リードされています。

 

子ども自身、

このような内面のリーダーを

少しも意識していませんが、

自分が自分をリードしています。

 

子どもの内面のリーダーを育てることも、

見えていない本当の問題です。

 

 

20年05月20日(水)

 

約分に慣れてきたら、

子どもの計算  {\Large\frac{6}{24}} {\Large\frac{2}{8}} に、

終わったのか、

それともまだできるのかを、

自己判断できる子に育てます。

 

子どもが自己判断するように育てるのですから、

こちらが教えすぎないように、

自制して我慢します。

 

教えすぎてしまうと、

子どもはこちらを頼ろうとしますから、

自己判断する子に育ちにくくなります。

 

 

20年05月21日(木)

 

親が、子どもの過去を見るから、

「まただ」、

「この子は・・・」と思います。

 

「悪いのは子どもではない」で、

過去を見る自分を制して、

子どもの未来を見るようにします。

 

 

20年05月22日(金)

 

計算の仕方を、

こちらの計算を実況中継で見せる

動画見本の教え方で、教えます。

 

子どもが違う方法で計算しても、

「そうしたいのだ」で受け入れます。

 

12+7= と、14+8= や、

15-8= や、

245+318= や、

463-215= で例示します。