のようなたし算を、
楽に計算できる子です。
上から下に見て、足すこと、
繰り上がりがあれば、1 増えること、
自然にできます。
少し難しくなりますが、
繰り上がりの繰り上がりを教えます。
のようなたし算です。
こちらの計算を実況中継で見せる教え方で、
繰り上がりの繰り上がりを教えます。
8 と 1 を隠して、
このように、
5 と 5 が見えるようにしてから、
「ご足すご、じゅう(5+5=10)」、
「ゼロ(0)」、
「指、いち(1)」です。
のように 0 を書いて、
繰り上がり数 1 を指に取るまでは、
楽にできる と同じ計算です。
続いて、
の 8 と 1 を示して、
「はち足すいち、く(8+1=9)」、
「いち(1)増えて、じゅう(10)」、
「じゅう(10)、書いて」で書けません。
と書けそうですが、
書けません。
こちらは、すぐ、
繰り上がりの繰り上がり、
9+1=10 とする計算に
戸惑っていると思うのですが、
そうではないようです。
この子は、
のように、
問題も2けた、
答えも2けたに慣れています。
3けたの答えを書くことに
どうやら戸惑っているようです。
子どもは、
まで書いていますから、
右の余白を示して、
「ここに、じゅう(10)書いて」で、
10 と書かせます。
右の余白に
子どもが書いた 10 を示して、
「これ、ここ」とリードすれば、
10 と、
3けたの答えを書きます。
子どものできること、
「じゅう(10)を書くこと」を利用します。
このような工夫で、
3けたの答えを書けるようになり、
「なるほど、そうすればいいのだ」と、
自分のできることの工夫の仕方を知ります。
(基本 -106)、(+- -083)