ボ~ッとして、
計算から離れています。
見た親は、子に、
「集中して!」と、
声を掛けます。
言われた子は、
内心で、
「分かっている!」と感じます。
親:「集中して!」、
子:「分かっている!」のやり取りは、
親から子に、
代々続いています。
このような親から子への代々続く流れを、
子が変えるのは難しいでしょう。
流れを変えることができるのは、
子育て中の親です。
「集中して!」と、
今まで言い続けてきたとしても、
今日は、違うことをできます。
「代々続く流れを変える」と決めて、
集中が切れて止まっている を、
親が計算して見せます。
そして、
子を計算に参加させます。
の4と5を示しながら、
「4から5、引けない」、
「1借りる」、
「14-5=9」、
「ここ、9」です。
子の計算と同じ計算を、
親が代行して計算しています。
切れている集中を戻して、
また計算している動画見本です。
「集中して!」と言われて、
「分かっている!」の流れを、
いつものように予想していた子は、
「えっ、どうしたの?」と、驚きます。
でも、
と書きます。
子が書いたのを見てから、
親は、動画見本を続けます。
の6を示して、
「1減って、5」、
「5-3=2」、
「ここ、2」です。
親:「集中して!」、
子:「分かっている!」の流れが、
ガラっと変わったことを感じた子は、
と書いて、
次の問題 を計算し始めます。
流れを変えると先に決めて、
今までとは違うことをすれば、
どれだけ長く親から子へと代々続いている流れであっても、
すぐ変わります。
(基本 -143)、(+-
-093)