4+3= を、
数えて計算する子です。
「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、・・・」と、
速いスピードで数えることができます。
それなのに、
モタモタとしたスピードでユックリと数えて、
たし算を計算しています。
力を出し惜しみするような計算の仕方では、
たし算の力が育ちません。
だから、
夢中になって計算するように誘います。
速いスピードの計算を見せれば、
子どもを刺激しますから、
夢中になって計算するように変わります。
4 を、速い動作で示して、
早口で「し」と声に出して読み、
速い動作で3を示して、
早口で、「ご、ろく、しち」と声に出して数えて、
= の右を、速い動作で示して、
早口で、「ここ、しち」とリードします。
こちらの速い動作にひきずられるように、
子どもは速い動作で、
4+3=7 と書きます。
同じようにして、
3~4問や、
5~6問、
こちらの速いスピードの計算を、
子どもが夢中になるまで見せます。
さて、
子どもにとっての学びは、
人生の重要な部分です。
そして、
こちらの速いスピードの計算を見せることで、
子どものたし算のスピードを速める手伝いは、
その子の学びを充実させます。
つまり、
その子の人生の重要な部分を充実させる手伝いです。
自分の人生の重要な部分を充実させるように、
手伝われた子は、
こちらとの信頼関係を強くします。
(基本 -144)、(+- -094)