を楽に計算できます。
と計算します。
できています。
ですが、
に難しさを感じます。
「どうやるの?」と聞きます。
この子は、
計算の仕方を聞いています。
「分からない」と投げていません。
計算しようとしています。
「どうやるの?」です。
こちらが計算してしまう
動画見本の実況中継で教えます。
の50の0を示しながら、
「このゼロ、ここ」で、
0の真下を示します。
と子どもは書きながら、
心の中で、
「どういうこと?」と考えています。
50は、
一の位がなくて、
十の位が5の数です。
かけ算も、
一の位がなくて、
ゼロで、
十の位のかけ算です。
このように言葉で説明しても、
伝わりにくいはずです。
説明を抜いて、
50の0を、
そのまま下に移すことを、
実況中継するだけにします。
の続く計算も、
実況中継します。
5と6を下から上に示しながら、
「5×6=30」、
5の真下を示して、
「ここ、ゼロ」です。
と子どもが書きながら、
心の中で、
「1行で計算している」、
「こうなるのか・・・」のように、
アレコレと考えています。
計算の仕方をつかもうとしています。
続いて、
5と、406の0を、下から上に示しながら、
「5×0=0」、
5の下の答えを書く余白を示して、
「0+3=3」、
「ここ、さん(3)」です。
繰り上がりのたし算です。
と子どもは書きながら、
心の中で、
「1行で計算できるのだ」のように考えながら、
計算の仕方を盗もうとします。
5と4も同じように実況中継すれば、
と計算できます。
「ゼロを動かして」、
「1行で計算できる」のように、
この子らしい言葉で、
こちらの実況中継を見ることで、
計算の仕方をつかみます。
(基本 -171)、(×÷
-045)
計算の教えない教え方 かけ算わり算―たかが計算 されど算数の根っこ そして人育て