宿題を、「言わないとしない」子は、自分をリードするリーダーが未熟です。育てれば育ちます。

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:146 \\ - \:\:\:\: 57 \\ \hline \end{array} }} \\ や、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:761 \\ - \: 267 \\ \hline \end{array} }} \\ や、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:952 \\ - \: 286 \\ \hline \end{array} }} \\ のようなひき算を50問が宿題です。

 

「言わないとしない」子です。

このことが、親の悩みです。

 

ここで、

子どもの育ちを単純に2つに分けます。

 

1つは、

学力の育ちです。

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:146 \\ - \:\:\:\: 57 \\ \hline \end{array} }} \\ の計算の仕方を知っています。

正しく計算できます。

 

もう1つの育ちは、

宿題があることを覚えていて、

いつ計算するのかを自分と約束して、

約束を守って計算してしまうことです。

 

これは、

自分が自分をリードする育ちです。

 

「言わないとしない」子は、

計算の仕方を知っていて、

計算することができます。

 

繰り下がりのある3けたのひき算の

学力は育っています。

 

でも、

言われてから、計算するのですから、

自分をリードするのが、

自分ではなくて親です。

 

自分をリードするリーダーが、

育っていません。

 

自分をリードするリーダーが育てば、

「計算しよう」と自分を誘って、

宿題を終わらせます。

 

と、

このように単純に考えて、

この子の内面に、

自分をリードするリーダーが育つことを目的にして、

この算数の宿題を利用します。

 

例えばで、

自分をリードするリーダーの育て方の参考例を書きます。

 

「宿題終わった?」、

「まだ」、

「分かった」、

「手伝うから、持ってきて」。

 

子どもが宿題を持ってきたら、

「宿題は何?」、

「そう。算数の計算なの」。

 

「どのような計算?」、

「そうなの。ひき算なの」、

「できる?」、

「そう。できる。すごい!」。

 

「何問なの?」、

「なるほど。50問なの」。

 

「どのくらいでできるかな?」、

「分からない。なら、5問、計算してみて」。

 

「できたね」、

「ストップウォッチで、今の5問を測ったよ」、

「ほら。2分だよ」。

 

「5問で、2分だから」、

「50問だと、10倍で、20分くらいかなぁ」。

 

「やってみようか」、

「難しくなったら手伝うから」。

 

と、このように、

子どもをリードします。

 

このようなやり取りで、

この子の内面の

自分をリードするリーダーを育てます。

 

計算し始める前に、

頭の中で、50問を20分くらいで計算している自分を、

イメージさせます。

 

このようなイメージトレーニングが、

自分をリードするリーダーを育てます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -181)、(+-  {\normalsize {α}} -115)