1 けたのたし算で、
答えが 9 までは、
36 組です。
1+1=、2+1=、3+1=、
4+1=、5+1=、6+1=、
7+1=、8+1=、
1+2=、2+2=、3+2=、
4+2=、5+2=、6+2=、
7+2=、
1+3=、2+3=、3+3=、
4+3=、5+3=、6+3=、
1+4=、2+4=、3+4=、
4+4=、5+4=、
1+5=、2+5=、3+5=、
4+5=、
1+6=、2+6=、3+6=、
1+7=、2+7=、
1+8=。
この 36 組のたし算は、
答えが 9 以下です。
筆算に書いても、
や、
のように、
繰り上がりが出ません。
答えが 10 以上は、
45 組です。
9+1=、8+2=、9+2=、
7+3=、8+3=、9+3=、
6+4=、7+4=、8+4=、
9+4=、
5+5=、6+5=、7+5=、
8+5=、9+5=、
4+6=、5+6=、6+6=、
7+6=、8+6=、9+6=、
3+7=、4+7=、5+7=、
6+7=、7+7=、8+7=、
9+7=、
2+8=、3+8=、4+8=、
5+8=、6+8=、7+8=、
8+8=、9+8=、
1+9=、2+9=、3+9=、
4+9=、5+9=、6+9=、
7+9=、8+9=、9+9=。
この 45 組のたし算は、
答えが 10 以上です。
筆算に書くと、
や、
のように、
繰り上がりが出ます。
繰り上がりの出ない 36 組と、
繰り上がりの出る 45 組の
合わせて 81 組のたし算を練習すると、
問題を見たら、
答えが浮かぶようになります。
たし算の答えを浮かべる感覚は、
この 81 組のたし算が対象です。
さて、
この 81 組のたし算を利用して、
ひき算を計算できます。
答えが 9 までの 36 組のたし算でしたら、
例えば、
1+1=2 を利用して、
2-1=1 です。
あるいは、
2+7=9 を利用して、
9-2=7 です。
長くなりますが、
36 組のひき算を列挙します。
2-1=、3-2=、4-3=、
5-4=、6-5=、7-6=、
8-7=、9-8=、
3-1=、4-2=、5-3=、
6-4=、7-5=、8-6=、
9-7=、
4-1=、5-2=、6-3=、
7-4=、8-5=、9-6=、
5-1=、6-2=、7-3=、
8-4=、9-5=、
6-1=、7-2=、8-3=、
9-4=、
7-1=、8-2=、9-3=、
8-1=、9-2=、
9-1=。
もちろん、
ひき算 2-1 や、9-2 を
筆算に書いても、
や、
ですから
繰り下がりが出ません。
答えが 10 以上の 45 組のたし算でしたら、
例えば、
3+9=12 を利用して、
12-3=9 です。
あるいは、
8+7=15 を利用して、
15-8=7 です。
長くなりますが、
45 組のひき算を列挙します。
10-9=、10-8=、11-9=、
10-7=、11-8=、12-9=、
10-6=、11-7=、12-8=、
13-9=、
10-5=、11-6=、12-7=、
13-8=、14-9=、
10-4=、11-5=、12-6=、
13-7=、14-8=、15-9=、
10-3=、11-4=、12-5=、
13-6=、14-7=、15-8=、
16-9=、
10-2=、11-3=、12-4=、
13-5=、14-6=、15-7=、
16-8=、17-9=、
10-1=、11-2=、12-3=、
13-4=、14-5=、15-6=、
16-7=、17-8=、18-9=。
このひき算 12-3 や、15-8 を
筆算に書くと、
や、
ですから、
繰り下がりが出ます。
さて、
1けたの 81 組のたし算は、
問題を見たら、
答えが浮かぶ感覚を持っています。
だから、
たし算を利用するひき算は、
たし算の答えを、一瞬で出せますから、
たし算の計算自体で困ることがありません。
アレコレと、
試行錯誤する気持ちの負担があるだけです。
そして、
たし算を利用するひき算を
繰り返し練習すれば、
81 組のひき算を見たら、
答えが浮かぶようになります。
(基本 -248)、(+- -158)