= や、
= のように、
まだ約分できるのに、
「約分できた」としていることがあります。
こうしている子に、
まだ約分できることを、
子どもの計算の
続きの計算をリードして教えます。
無言で、
= の = を隠して、
が見えるようにします。
「わ(=)」とリードして、
= と書かせてから、
「2 で」とリードします。
「あっ」と気付いた子は、
= と計算します。
こうなったら、
隠していた = を見せると、
== が見えます。
そして、
分子の 8 と 2 を順に示しながら、
「これ、何で割ると、これになる?」で、
子どもに、
4 で約分できることを気付かせます。
= も同じようにリードします。
= を隠して、
が見えるようにします。
「わ(=)」とリードして、
= と書かせてから、
「3 で」とリードします。
「あっ」と気付いた子は、
= と計算します。
こうなったら、
隠していた = を見せると、
== が見えます。
そして、
分子の 12 と 2 を順に示しながら、
「これ、何で割ると、これになる?」で、
子どもに、
6 で約分できることを気付かせます。
== の約分の仕方は、
2 で約分してから、
3 で約分しています。
2 回、約分しています。
同じ問題を、
6 で約分すると、
= と計算できて、
1 回で約分できます。
== の左端と右端を見させて、
6 で割っていることに気付かせれば、
子どもは、
1 回で約分できることに気付きます。
このように回りくどいリードで、
子どもの計算の続きの約分を教えれば、
子どもは自然に、
「まだ約分できるのか?」、
「これ以上、約分できないのか?」を、
自ら考えるようになります。
(基本 -365)、(分数 -129)