2021年02月27日(土)~2021年03月05日(金)のダイジェスト。

21年02月27日(土)

 

子どもの計算をリードするリーダーを、

子どもは、

後頭部あたりや、

耳の真横あたりに感じるようです。

 

こちらは、

この仮説を利用して、

子どもがリーダーを感じる位置から、

計算の実況中継を見せます。

 

 

21年02月28日(日)

 

連立方程式 {\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{1}3x-2y=6\\x+2y=2\end{array}\right.\end{eqnarray}} を解く前に、

「どうする?」と聞くことは、

こちらが子どもに聞くまでもなく、

子ども自身、

自分が、自分に、

聞くことができます。

 

 

21年03月01日(月)

 

こちらの計算の実況中継を見せる教え方は、

こちらが答えまで出しています。

 

例えば、

5+1= の 5 を示して、

「ご」と声に出して読み、

1 を示して、

「ろく」と声に出して数えて、

= の右を示して、

「ろく(6)」のような教え方です。

 

ですが、確実に、

子どもに、

速い計算のスピードを見せることができます。

 

 

21年03月02日(火)

 

共通分母を求めるわり算は、

1 回だけと誤解しています。

 

だから、この子は、

 {\Large\frac{\:\:\:}{5}} 3{ \Large \frac{7}{\begin{matrix}15\\3\end{matrix}\,}}{ \Large \frac{17}{\begin{matrix}30\\6\end{matrix}\,}}= のように書いて、

5×3×6=90 と、

大きすぎる共通分母(最小公倍数)で通分します。

 

子どもの続きを教えれば、

 {\Large\frac{\:\:\:}{\begin{matrix}5\\3\end{matrix}\,}} 3{ \Large \frac{7}{\begin{matrix}15\\3\\1\end{matrix}\,}}{ \Large \frac{17}{\begin{matrix}30\\6\\2\end{matrix}\,}}= のように、

2 回わり算をして、

5×3×1×2=30 と、

共通分母を求める体験をさせることができます。

 

この子と同じ計算の仕方で、

もう 1 回計算を増やしますから、

この子は納得して、

「1 回だけではない」、

「2 回してもいい」と理解できます。

 

 

21年03月03日(水)

 

九九から音が消えて、

4×3= を見たら、

瞬時に答え 12 が浮かぶ子が、

4×0=4 と勘違いしていたら、

4×0=0 と正しにくい勘違いです。

 

例えば、

 {\normalsize {  \begin{array}{rr}  \:203 \\ \:\times  \:\:\:\:\:\: 4 \\ \hline952\end{array}  }}\\ のような計算ミスです。

 

4×0=4 とミスしています。

子ども自身で気付くことが難しいミスです。

 

 

21年03月04日(木)

 

問題 : 5+3= と、

その完全解答 : 5+3=8 をセットにして、

速いスピードの計算を見せて教えます。

 

たし算・ひき算・かけ算・わり算で、

そうします。

 

問題 : 5+3= 、

完全解答 : 5+3=8 です。

 

問題 : 13-5= 、

完全解答 : 13-5=8 です。

 

問題 :  {\normalsize {  \begin{array}{rr}  34 \\ \:\times  \:\:\: 8 \\ \hline \end{array}  }}\\

完全解答 :  {\normalsize {  \begin{array}{rr}  34 \\ \times  \:\:\: 8 \\ \hline 272\end{array}  }}\\ です。

 

問題 : 12÷4= 、

完全解答 : 12÷4=3 です。

 

すると、

分数を、

見本(完全解答)をまねして

計算する子に育ちます。

 

見本 :  {\Large\frac{18}{6}}=3 を「完全解答」と見て、

問題 :  {\Large\frac{10}{5}}= を、完全解答に仕上げます。

 

 

21年03月05日(金)

 

5x-(-2x+4)=

5x+2x-4= まで計算して、

迷います。

 

子どもから、

続きだけを聞かれたら、

-4 を無言で隠す教え方をします。

 

こうすれば、

5x+2x-4= が、

5x+2x  = のように見えます。

 

すると、子どもは、

「あっ」と気付きます。