2021年03月13日(土)~2021年03月19日(金)のダイジェスト。

21年03月13日(土)

 

「因数をどうやって出す?」と、

自分に聞く習慣を持っている子は、

因数分解する前に、

因数分解の仕方を決めています。

 

 

21年03月14日(日)

 

5+8= の答え 13 を

浮かべるたし算の感覚を、

子どもが持てるようになる手伝い方です。

 

5+8= を見たら、

瞬時に、頭が、

記憶 5+8=13 を探し出して、

その答え 13 を、

浮かべているらしいと仮定します。

 

だから、

記憶 5+8=13 を残せるように、

できるだけ短い時間で、

5+8=13 と書き終えるリードをします。

 

 

21年03月15日(月)

 

7+8= のようなたし算を、

速いスピードで数えて計算することで、

問題 7+8= と、

その答え 15 を組にして残す力を育てています。

 

8 を足すたし算まで進むと、

組にして残す力が、

ほぼ完成します。

 

 

21年03月16日(火)

 

高校レベルの計算 :

 {(3a+2b)^{3}}= の展開で混乱していても、

混乱から抜け出ている近未来の自分を、

心の中に見ることができる子です。

 

だから、

式の形を見抜くことで混乱していると、

つまり、

 {(〇+□)^{3}} {(〇)^{3}}+3(〇)^{2}□+3〇(□)^{2}+(□)^{3} の形を、

見抜くことに混乱していると、

当たりを付けているこちらは、

計算の実況中継を見せて、

この子が混乱から抜け出る手助けをします。

 

 

21年03月17日(水)

 

自分が混乱していると、

分かっていて、

形を見ることができていないらしいと

当たりを付けている子が、

途中まで計算して、

続きを聞きます。

 

一事例ですが、

 {\normalsize {\{2(a-b)+3c\}\{3(a-b)-c\}}}= の展開を、

 {\normalsize {6(a-b)^{2}-15c^{2}}}= と書いて、聞く子です。

 

こちらが計算してしまう実況中継は、

混乱から自力で抜け出したい子に、

ピッタリの手伝い方です。

 

 

21年03月18日(木)

 

筆算のたし算の繰り上がりの計算で、

ひどく混乱していた子が、

「計算の仕方をつかみ取った」とき、

強く喜ぶことができるような教え方をします。

 

「教えられたから、できるようになった」ではなくて、

「自分が、計算の仕方をつかんだ」と

思うことのできる教え方です。

 

このような喜びは、

学ぶ動機になります。

 

 

21年03月19日(金)

 

高校数学の約束事(定義)を、

正しいと受け入れてしまい、

それを利用する態度を、

小学算数で育てることができます。

 

例えば、

 {\normalsize {i^{2}=-1}} と、 {\normalsize {i}}\sqrt{-1\:\:} の約束事です。

 

この約束を、正しいと受け入れて、

計算に利用する態度です。

 

この態度を、

教え方を工夫すれば、

小学算数で育てることができます。