約分 = の計算ミスを、
子どもが、自力で直せません。
ミスは、
=
=1
です。
確かに間違えています。
でもどこか、
「面白い計算」と思える
間違い方です。
「どうやったの?」と、
計算の仕方を、
子どもに聞いてもよいのでしょうが、
こちらの興味を満たすだけですから、
計算の仕方をリードして、
ミスを正すことを優先します。
子どもの計算から、
リードを始めます。
とても大事です。
しかも、
できそうで、できないことです。
こうすると、
子どもの計算が中心ですから、
子どもは、真剣になります。
=
=1
の
約分の問題 を示して、
「よん(4)で」です。
細かいことですが、
4 は、
「し」と読むことが正しいようですが、
「し(4)で」とリードすると、
子どもは聞き取りにくいようです。
また、
「よん(4)で」として、
説明途中で、止めています。
「よん(4)で割る」や、
「よん(4)で約分」のように、
説明が多いと、
子ども気持ちを引き付けられません。
約分の問題 を示して、
「よんで」とリードしますから、
子どもは、
4 で割ると理解できます。
次は、
問題 の分母 12 を示して、
「12÷4=3」、
子どもの答え の分母 3 を示して、
「合っている」です。
続いて、
問題 の分子 8 を示して、
「8÷4=2」、
子どもの答え の分子 4 を示して、
「ここ、2」です。
細かいことですが、
「違っている」や、
「この 4 がミス」のように
言わないようにします。
自分の
答え の分子 4 を見て、
「8÷4=2」と、
計算を聞いたのですから、
書いた答えが違っていると、
すぐに分かります。
子どもの受け止め方は、
「そうか、2 にするのか・・」だけです。
子どもは、
直そうとしています。
ポジティブな態度です。
間違っている 4 を示されて、
ネガティブな指摘、
「違っている」と言われずに、
ただ、正しい答えを
「ここ、2」とリードされていれば、
不思議と、
子どもは、納得して受け入れてくれます。
そして、
=
=1
の
の分子 4 を、
2 に書き直します。
=
=1
です。
こうなったら、
=
=1
の
1 を示して、
「これ、消して」です。
これで、
計算ミス =
=1
が、
正しい答え =
に書き直されます。
(基本 -451)、(分数
-180)