37×20= を、
筆算 に書き換えずに、
このまま計算します。
2 つの数を、
順に組み合わせる計算の仕方を教えます。
こちらの計算の実況中継を見せて、
子どもをリードする教え方です。
37×20= の 0 を示して、
「これ、ここ」とリードして、
37×20= 0 と書かせます。
次に、
37×20= 0 の
2 と 7 をこの順に、
つまり、右から左の向きに示して、
「にしちじゅうし(2×7=14)」、
「ここ、し(4)」、
「指、いち(1)」とリードして、
37×20= 40 と書かせて、
子どもの指に、
繰り上がり数 1 を取らせます。
続いて、
37×20= 40 の
2 と 3 をこの順に
つまり、右から左の向きに示して、
「にさんがろく(2×3=6)」、
子どもが、
指に取っている繰り上がり数 1 を触って、
「いち(1)足して、しち(7)」、
「ここ」とリードして、
37×20=740 と書かせます。
これが、
かけ算の答えです。
50×43= も、
筆算 に書き換えずに、
このまま計算してしまう
計算の仕方を教えます。
50×43= の 0 を示して、
「これ、ここ」とリードして、
50×43= 0 と書かせます。
次に、
50×43= 0 の
5 と 3 をこの順に、
つまり、左から右の向きに示して、
「ごさんじゅうご(5×3=15)」、
「ここ、ご(5)」、
「指、いち(1)」とリードして、
50×43= 50 と書かせて、
子どもの指に、
繰り上がり数 1 を取らせます。
続いて、
50×43= 50 の
5 と 4 をこの順に
つまり、左から右の向きに示して、
「ごしにじゅう(5×4=20)」、
子どもが、
指に取っている繰り上がり数 1 を触って、
「いち(1)足して、にじゅういち(21)」、
「ここ」とリードして、
50×43=2150 と書かせます。
これが、
かけ算の答えです。
8×125= も、
筆算 に書き換えずに、
このまま計算してしまう
計算の仕方を教えます。
8×125= の
8 と 5 をこの順に、
つまり、左から右の向きに示して、
「はちごしじゅう(8×5=40)」、
「ここ、ぜろ(0)」、
「指、し(4)」とリードして、
8×125= 0 と書かせて、
子どもの指に、
繰り上がり数 4 を取らせます。
次に、
8×125= 0 の
8 と 2 をこの順に
つまり、左から右の向きに示して、
「はちにじゅうろく(8×2=16)」、
子どもが、
指に取っている繰り上がり数 4 を触って、
「し(4)足して、にじゅう(20)」、
「ここ、ぜろ(0)」、
「指、に(2)」とリードして、
8×125= 00 と書かせて、
子どもの指に、
繰り上がり数 2 を取らせます。
続いて、
8×125= 00 の
8 と 1 をこの順に
つまり、左から右の向きに示して、
「はちいちがはち(8×1=8)」、
子どもが、
指に取っている繰り上がり数 2 を触って、
「に(2)足して、じゅう(10)」、
「ここ」とリードして、
8×125=1000 と書かせます。
これが、
かけ算の答えです。
このようにリードして、
37×20= や、
50×43= や、
8×125= を、
このまま計算する方法を教えれば、
子どもは、
何となくでしょうが、
2 つの数の組み合わせ方を理解します。
何となく、
どちらからどちらの向きなのかや、
一の位の数から組み合わせているようなことを、
計算したことで、
体感するようです。
(基本 -467)、(×÷
-100)