2021年06月12日(土)~2021年06月18日(金)のダイジェスト。

21年06月12日(土)

 

子どもの「分からない」を、

理解することだけを目的とする聴き方で、

「計算して、答えを出したいから、

答えの出し方を教えて・・」のように聴いて、

こちらが、

「答えの出し方」をやって見せます。

 

こうすると、

子どもに信頼されて、

分からない問題があれば、

聞いてくれます。

 

でも、実は、

子どもは、

聞くことが嫌いです。

 

 

21年06月13日(日)

 

「計算順」という答えを、

一定の速いスピードで出し続ければ、

答えを出すことで学べることを、

子どもは学ぶことができます。

 

つまり、

(+3)×(-10)×0×(-1)= や、

5×7×0÷2-6÷2= の

計算順を決める力です。

 

 

21年06月14日(月)

 

3元1次連立方程式を解く前に、

「何、消す?」と、

「どうする?」が、

子どもの内面で、

自分に問う習慣になるように育てます。

 

例えば、

{\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{1}3x-4y+z=-8\\4x-2y+3z=1\\5x+2y+2z=1\end{array}\right.\end{eqnarray}} に、

「何、消す?」は、「 y 」で、

「どうする?」は、

(2 番目)+(3 番目)と、

2×(3 番目)+(1 番目)です。

 

このプロセスで、

子どもは、

「解くための式の見方」を修得します。

 

 

21年06月15日(火)

 

9÷3=2・・・3 は、

してほしくない間違いです。

 

あまり 3 が、

割る数 3 と同じです。

 

あまりは、割る数よりも

小さい数です。

 

3 で割るのでしたら、

割り切れるか、

あまりが、1 か、2 です。

 

この子に、

正しい答え 3 そのものと、

九九を利用する答えの出し方を教えます。

 

 

21年06月16日(水)

 

3+1= 、6+1= のような

たし算の問題を見ると、

子どもは、

計算して答えを出す気に、

自然になります。

 

こうなった子に、

こちらの計算を実況中継で見せれば、

計算の仕方を修得します。

 

計算の仕方が、入ったレベルです。

 

そして、

計算のスピードを、

少しだけ速めるようにリードすれば、

習慣のように計算して、

答えを出すようになります。

 

習熟したレベルです。

 

 

21年06月17日(木)

 

「計算して答えを出すこと」だけに、

狭く絞って教えます。

 

たし算の初歩の 3+1= を

教えるときからこうします。

 

すると子どもは、

こちらの教え方の意図を理解して、

自分から、

「計算して答えを出すこと」を習おうとします。

 

 

21年06月18日(金)

 

分数の四則混合で、

「順番?」と聞いて、

計算順を決めさせて、

それぞれの部分を余白でさせることで、

「どのように計算するのか?」を、

計算する前に考えさせることができます。