2021年06月26日(土)~2021年07月02日(金)のダイジェスト。

21年06月26日(土)

 

連立方程式の代入法は、

解き方に慣れるまで、

おかしな解き方をする子がいます。

 

x や、y のような文字の種類ではなくて、

x+4y=14 や、

4y+x=14 の右の文字のような

見方をする子がいます。

 

例えば、

y=2x-1 を、

x+4y=14 の右の文字に代入すれば、

x+4(2x-1)=14 です。

 

y=2x-1 を、

4y+x=14 の右の文字に代入すれば、

4y+(2x-1)=14 です。

おかしな式になります。

 

 

21年06月27日(日)

 

13.56+2.237= や、

4.594+13.27= のような小数のたし算を、

筆算に書くことができなくて、

イライラしている子です。

 

イライラしたままの子に、

筆算の書き方をリードします。

 

筆算に書くと、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \,\,13.56\:\:\:\, \\ +\:\:\: 2.237\\ \hline \end{array} }} \\ や、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:4.594\,\\ +13.27\,\:\:\:\\ \hline \end{array} }} \\ になります。

 

 

21年06月28日(月)

 

分数の四則混合を計算する前に、

計算順を決めさせます。

 

繰り返し、

先に計算順を決めさせていると、

先に計算順を決めることが、

子どもの習慣になります。

 

 

21年06月29日(火)

 

{\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{1}3x-2y-z=3\\x+2y+z=1\\2x-y-2z=-1\end{array}\right.\end{eqnarray}} を、

「 y を消す」、

「1 番目と、2 番目を足す」、

「3 番目を 2 倍して、2 番目に足す」と、

解く前に決めて、計算します。

 

y を消そうとして、

1 番目と、2 番目を足すと、

z までも消えて、

4x=4 です。

 

戸惑っている子をリードして、

3 番目を 2 倍して、2 番目に足すように

促します。

 

5x-3z=-1 と計算できて、

「あっ、分かった!」となります。

 

 

21年06月30日(水)

 

分数の四則混合の計算力を育てるときに、

計算する前に、

計算の順番を決める習慣も育てます。

 

この習慣を育てることが可能ですし、

その価値を感じることもできます。

 

(2-1 {\Large\frac{1}{3}} )× {\Large\frac{4}{5}}= や、

(2 {\Large\frac{1}{3}}-1 {\Large\frac{11}{12}} )×(  {\Large\frac{2}{3}} {\Large\frac{2}{5}} )= や、

( 3 {\Large\frac{2}{15}}-2.8× {\Large\frac{3}{7}} )÷ {\Large\frac{9}{10}}= のような

分数の四則混合を計算する前に、

計算の順番を決めます。

 

習慣としてこうできれば、

確実に計算することができます。

 

これが、この習慣に、

子どもが感じる価値です。

 

 

21年07月01日(木)

 

8+5=、6+4=、5+9=、7+5=、8+7=、

・・・のようなたし算を、

ユックリと、モタモタと計算するのは習慣です。

 

テキパキと、サッサと計算するのも習慣です。

 

意外でしょうが、

計算のスピードは習慣です。

 

習慣は、

時間と手間が必要ですが、

入れ替えることが可能です。

 

 

21年07月02日(金)

 

8+5=、6+4=、5+9=、7+5=、8+7=、

・・・のようなたし算 50 問を、

計算している子です。

 

集中が切れた後、

しばらくボ~ッとする習慣を、

すぐにたし算に戻る習慣に入れ替えることは、

手間と時間が掛かります。

 

入れ替わりにくい習慣ですが、

覚悟を持って取り組めば、

習慣を入れ替えることができます。