2021年07月17日(土)~2021年07月23日(金)のダイジェスト。

21年07月17日(土)

 

+(-56)-(-23)=

-56+23=-33 の計算を、

正しくできない子です。

 

でも既に、

正しく計算できる部分があります。

 

そこだけを、

見るようにします。

 

こうするために、

正しくできる部分を探します。

 

+(-56)-(-23)= を、

-56+23= とできるのか?

 

-56+23= を、

ひき算と決めて、

計算は、56-23= で、

答え 33 に、

- を付けることができるのか?

 

 

21年07月18日(日)

 

泣きながら、

3 の段の九九を、

速く唱える練習をしています。

 

2 つのことを

同時に並行して行っています。

泣くことと、九九の練習です。

 

既に、2 つを同時にですから、

泣いたままの子に、

3 の段を

速く唱える手助けだけをできます。

 

泣きながらにしておいて、

九九を速く唱える手助けだけをします。

 

 

21年07月19日(月)

 

 {\Large\frac{10}{7}}=2 {\Large\frac{3}{7}} と、

 {\Large\frac{4}{8}}=3 {\Large\frac{1}{2}} の計算を区別できません。

 

計算した子に、「どうやったの?」、

計算する前の子に、「どうやるの?」と聞きます。

 

この疑問文を自分に向ける子になると、

自分自身に、

計算を教えるようになります。

 

 

21年07月20日(火)

 

不等式の計算は、

方程式の計算に似ています。

 

不等式の計算を間違えた子に、

答えの出し方だけを教えます。

 

子どもが、

方程式と同じような解き方だと気付きます。

 

もちろん、

負の数の乗除を知ることで、

違いを理解するでしょうが・・。

 

 

21年07月21日(水)

 

「荒れた状態」の子に、

計算だけをリードします。

 

子どもは、

計算だけをリードされていると、

すぐに気付きます。

 

そして、

「荒れた状態」のままで、

計算している自分に驚きます。

 

 

21年07月22日(木)

 

連立方程式を解く前の子に、

「何を消すの?」のような疑問文をリードして、

解き方を決めさせます。

 

ひたすら繰り返すことで、

「解くことができる」から、

「解く前に解き方を先に決める」子に

育てようとします。

 

こうなると、

「自分は、

連立方程式を解く力を持っている」と、

「解き方」を考える前に決めています。

 

 

21年07月23日(金)

 

自力で答えを出すことで、

初めて学べることがあります。

 

計算の仕方を、

「そうか!」と納得することや、

7~8分間、

計算し続ける集中力です。

 

そして、

たし算の答えを瞬時に出す感覚もそうです。