7+4= 、
2+4= 、
5+4= 、
9+4= のような 4 を足すたし算です。
4 歳児に計算の仕方を教えて、
自力で答えを出せるようにします。
たし算を計算する子です。
さまざまな力を持っています。
例えば、
数字を読むことができます。
順に数えることができます。
数字を書くことができます。
実は、
これだけの力を前提にすれば、
4 を足すたし算の答えを、
子どもは自力で出すことができます。
年齢は無関係です。
4 歳児であっても、
7+4= の 7 を見て、
「しち」と読むことができて、
+4 の 4 を見て、
7 の次の 8 から、
8、9、10、11 と、
4 回数えることができて、
7+4=11 と書くことができます。
数字を読むこと、
順に数えること、
数字を書くことができれば、
このような一連の操作をできます。
だから、
7+4= を、
自力で計算して、
7+4=11 とできます。
このように、
数えて答えを出す計算は、
前提とする力が少なくて済みます。
だから、
お勧めの計算の仕方です。
実際に子どもは、
7+4= の 7 を見て、
その次の 8 から、
+4 の 4 回、
8、9、10、11 と数えて答えを出します。
数える回数を、
ピッタリ 4 回にできれば、
正しい答え 11 を出すことができます。
でも、
3 回しか数えなければ、
8、9、10 ですから、
間違った答え 10 が出てしまいます。
あるいは、
5 回数えれば、
8、9、10、11、12 ですから、
やはり、
間違った答え 12 が出ます。
ピッタリ 4 回、
8、9、10、11 と数えたときだけ、
正しい答え 11 を出せます。
つまり、
ピッタリ 4 回数えることができる
具体的な方法を子どもに教えれば、
この 4 歳児は、
4 を足すたし算を計算できます。
さまざまな方法があります。
〇〇〇〇
7+4= 、
2+4= 、
5+4= 、
9+4= の上の方に、
〇 を、4 つ書いておいて、
この 〇 を、1 つずつ
つつきながら数える方法があります。
7+4= の
+ と、4 と、= と、= の右の上の方を、
鉛筆の先で、
順につつきながら数える方法があります。
子どもが鉛筆を持たない手を、
じゃんけんゲームのパーに広げさせてから、
親指から順に、薬指まで折りながら、
4 回数える方法があります。
パーに広げさせた手を、
机の上に置かせて、
親指から順に、薬指まで、
つつきながら数える方法があります。
これ以外にも、
ピッタリ 4 回数える方法を、
工夫できるでしょう。
さて、
このブログのお勧めの方法は、
パーに広げた自分の手を、
机の上に置いて、
順につつきながら数える方法です。
5~6 歳になれば、
指を折る方法でも、
4 つの 〇〇〇〇 を数える方法でも、
ピッタリ 4 回数えることができます。
でも、
4 歳児や、
3 歳児になると、
パーに広げた自分の手を、
机の上に置かせて、
順につつきながら数えさせることが、
ピッタリ 4 回数える確実な方法になります。
このような数え方を、
実際に使って、
子どもに、計算して見せて、
それを真似させるようにすれば、
4 歳児も楽に修得できます。
こちらの計算を、
実況中継で見せる教え方です。
以下は、
実際の実況中継の見せ方です。
最初に、
子どもの鉛筆を持っていない手を触って、
「これ、パーにして・・」です。
そして、
子どもがパーに開いた手を、
こちらがそっと動かして、
机の上に置きます。
それから、
7+4= の 7 を示して、
「しち」と声に出して読み、
4 を示して、
こちらの赤色の筆記具の柄で、
子どもがパーに開いている手の
親指から順に、薬指まで、軽くつつきながら、
「はち、く、じゅう、じゅういち」と数えて、
= の右を示して、
「じゅういち(11)」です。
子どもは、
自分の指先を、
4 回つつかれて、
そして、「じゅういち(11)」と言われますから、
計算に参加しています。
当事者として、
自分が出した答えのように、
7+4=11 と書きます。
子どもが書いたのを見たこちらは、
次の計算 2+4= の 2 を示して、
「に」と声に出して読み、
4 を示して、
こちらの赤色の筆記具の柄で、
子どもがパーに開いている手の
親指から順に、薬指まで、軽くつつきながら、
「さん、し、ご、ろく」と数えて、
= の右を示して、
「ろく(6)」です。
と、
このような感じで、
4 を足すたし算の数える計算を、
4~5 問や、
7~8 問子どもに見せます。
必要な問題数、
この 4 歳児に見せるだけで、
自力で計算できるようになります。
(基本 -548)、(+- -312)