人の内面に、
その人の年齢が何歳であろうとも、
未開発の潜在能力が秘められています。
3 歳の幼児であろうが、
80 代、90 代の高齢者であろうが、
未開発の潜在能力が秘められています。
しかも、
ほとんどの潜在能力が、
開発されずに残されています。
そして、
秘められている潜在能力は、
とてつもなく巨大です。
と、このように考えることは、
ただの仮説ですけれども、
それが、正しいか、
間違えているのかではなくて、
正しいと認めて、
そして受け入れて、
秘められているとてつもなく巨大な潜在能力を、
開発できるような刺激を考えます。
これが、
潜在能力の研究者ではなくて、
子どもを育てる立場にあるこちらの
子どもの役に立つ考え方でしょう。
さて、
このブログは、
算数や数学の計算問題の
答えの出し方の教え方に、
テーマを絞っています。
ですから、
秘められている巨大な潜在能力への
上手な刺激の与え方も、
計算問題の答えの出し方を
教えるときに限るように、狭く絞ります。
実は、
見ることのできない潜在能力のような、
しかも、
本当に秘められているのかどうかも
ハッキリとしない潜在能力を、
あると仮定して。
それを開発できる刺激を考えることで、
とてもいいことが、
こちら自身に起こります。
たし算のような
具体的な計算で考えます。
6+5=、7+9=、8+7=、3+6=、
5+7=、8+4=、9+6=、5+8=、
・・・・・のようなたし算を、
100 問計算しています。
この子は、
まだ指が取れていません。
指で数える計算です。
ですから、
6+5= の 6 の次の 7 から、
+5 の 5 回、
指を折りながら、
7、8、9、10、11 と、
5 回数えて、
答え 11 を出します。
そして、
6+5=11 と書きます。
この子の計算の仕方を見ていると、
とてもモタモタとした印象です。
しかも、
頻繁に集中が切れて、
しばらくボ~ッとしてから、
たし算の計算から離れます。
と、
見えている部分、
つまり、
この子の顕在化している部分を、
ネガティブに見てしまうのが普通です。
この子が育つように手伝いたいと、
思っていればいるほど、
ネガティブな見方で、
まだ育っていない部分を見てしまいます。
ですが、
このようにネガティブな部分が目に付くこの子の
秘められているであろう潜在能力への
刺激を考え始めると、
ネガティブな見方から自動的に離れて、
ポジティブは見方に移ってしまいます。
何しろ、
とてつもなく巨大な潜在能力が、
この子の内面に秘められていて、
刺激を受けて、
開発されるのを待っているとの仮定ですから、
自然に自動的に、
ポジティブな見方をしてしまいます。
モタモタとした計算ではなくて、
潜在能力が未開発であるだけのことと解釈して、
この子の計算のスピードを、
速めるために、
こちらの速い計算を実況中継で見せて、
潜在能力を刺激しようとします。
このような大きな変化が、
こちらのリードに起きます。
とてつもなく巨大な潜在能力が、
開発されないで残っているのですから、
こちらが見せる計算のスピードを、
速くするほど、
潜在能力への強い刺激になると、
考えるのが普通でしょう。
(基本 -551)、(+-
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