2021年09月11日(土)~2021年09月17日(金)のダイジェスト。

21年09月11日(土)

 

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:800 \\ - \: 506 \\ \hline \end{array} }} \\ のような筆算のひき算は、

隣のそのまた隣から、

1 を借ります。

 

この計算の仕方を、

言葉で説明しようとすれば、

とても長い説明になり、

時間もかかります。

 

答えを出せるようにするのでしたら、

こちらの計算の実況中継を見せる教え方が、

お勧めです。

 

短い時間で済みます。

 

 

21年09月12日(日)

 

6+5= や、7+9= の

指で数える計算の速さの

ペースメーカー役をすることよりも、

答え 11 や、16 を書く速さの

ペースメーカー役をする方が、

子どもに自然に受け入れてもらえます。

 

 

21年09月13日(月)

 

14-3= と、

14-13= の答えの出し方に

興味があります。

 

わずかな式の違いに、

ほとんど興味がありません。

 

だから、

答えの出し方だけを教えます。

 

 

21年09月14日(火)

 

異なる分母のたし算  {\Large\frac{3}{8}} {\Large\frac{1}{4}}= の計算の流れは、

共通分母 8 を探して、

通分した式  {\Large\frac{3}{8}} {\Large\frac{2}{8}}= を書いてから

足します  {\Large\frac{5}{8}}

 

この計算の流れに、

子どもは縛られる傾向があります。

 

だから、

異分母のたし算の中に、

同分母のたし算  {\Large\frac{1}{8}} {\Large\frac{7}{8}}= が混ざると、

この同分母のたし算の計算に迷います。

 

 

21年09月15日(水)

 

6+5= を、

指で数えて、

答え 11 を出している子に、

大きな変化が起こります。

 

問題 6+5= を見たら、

11 が浮かびます。

 

この 11 を、

何のためらいもなく、

答えと受け入れる子がいます。

 

このような子から、

たし算の答えを出す感覚を、

生まれながらに持っていたのでは・・

と思いたくなることがあります。

 

 

21年09月16日(木)

 

分数のたし算の計算の流れが、

完全に理解できていれば、

頭の中で計算を進めることができます。

 

共通分母を探すことも、

通分することも、

分子同士を足すことも、

常に、

2 つの数の計算です。

 

この 2 つの数が、

次々に入れ替わって、

計算が進みます。

 

 

21年09月17日(金)

 

約分は、

これ以上、

約分できなくなるまで約分します。

 

約束です。

 

この約束に違反する間違いは、

間違い自体をスッキリと説明することが

難しいために、

押し付けるようなリードで、

約分できなくなるまで約分して、

正してしまいます。