+
×
÷
= のような四則混合の前に、
準備運動のような計算練習の
÷
×
= を、
四則混合の問題として計算させます。
計算順を決めるために、
式を見ることから始めます。
÷
×
= の式を見ると、
わり算とかけ算の 2 つの計算です。
このような式の見方が、
普通です。
そして、
計算順を、
左のわり算 ÷
= が先とすることが
普通です。
その後は、
わり算の答えと、
× で、かけ算を計算する順です。
やや普通ではありませんが、
わり算とかけ算の 2 つの計算だけですから、
1 度に計算させるようにして、
しかも、
かけ算の前に、
先に約分させます。
このようにさせれば、
子どもは自然と、
式をもっと詳しく見るようになります。
つまり、
1 度で計算するために、
子どもは、
問題 ÷
×
= の式を、
計算の流れを意識して、
詳しく見るようになります。
÷
×
= を 1 度で計算しますから、
÷ の右の の分母と分子を入れ替えて、
つまり、
÷ を、× に書き換えて、
を、
に書き換えて、
2 つのかけ算の計算にします。
こうすると、
かけ算だけになりますから、
1 度で計算できます。
ここまで詳しく式を見て、
ここまで、計算する前に決めてから、
÷
×
=
×
×
= と書き換えます。
次は、
かけ算の前に、
先に約分するのですから、
やはり、
×
×
= を詳しく見ます。
約分できる組を探すために、
式 ×
×
= を詳しく見ます。
左下の 4 と、中の上の 8 の組が、
4 で約分できます。
4 で約分したら、
4 は、1 に、
8 は、2 に変わります。
まだ計算していません。
式を詳しく見て、
頭の中で計算の流れを見ています。
このように流れを追うと、
中の上の 8 を、
4 で割った答え 2 と、
右下の 6 の組は、
2 で約分できることに気付きます。
と、
このように、
式 ×
×
= を詳しく見て、
計算の流れを追うことで、
どのように約分するのかを決めます。
それから、
決めたように計算します。
×
×
=
×
×
= です。
ここまでできたら、
後は、掛けます。
分子は、
1×1×1=1 です。
分母は、
1×1×3=3 です。
通して書きます。
÷
×
=
×
×
=
×
×
=
です。
(基本 -611)、(分数
-258)