= は、
2つの複素数のかけ算です。
子どもから、
「どうやるの?」と聞かれます。
問題の式 = を見て、
2つの複素数のかけ算と、
見抜けないようです。
や、
は、
やや変わった書き方をしていますから、
複素数と見ることが難しいようです
普通は、
= を利用して、
と書きます。
こうすれば、
= や、
= と、
この子にも、
見慣れた複素数の書き方になります。
だから、
= を、
「どうやるの?」と聞いた子に、
= のように、
書き換えることだけを、
理由を説明しないでリードします。
見慣れた複素数の形に書き換えれば、
= は、
2つの複素数のかけ算の問題と、
この子は、
見抜くことができるからです。
2つの複素数のかけ算
= は、
虚数単位 を、文字 a に置き換えた
文字式のかけ算
= と
同じように計算できることを
この子は知っています。
文字式のかけ算は、
複素数のかけ算よりも、
かなり前に修得しています。
この子は楽にスラスラと計算できます。
=
=
のように、
この子は、計算できます。
計算すると、
=
=
です。
文字式のかけ算でしたら、
ここまでの計算ですが、
2つの複素数のかけ算では、
を利用して、
更に計算することを、
この子は知っています。
ここが、
文字式のかけ算と違い、
2つの複素数のかけ算で、
新しく修得するところです。
で、
更に計算を続けると、
=
=
=
です。
(基本 -684)、(分数 -290)