2次方程式の解の公式を、
使って、
解を計算できる子です。
もちろん、
解の公式は、
の2次方程式に、
x= と、知っている子です。
やや特殊な 2次方程式 を、
解の公式で求める問題です。
この子から、
「どうやるの?」と聞かれます。
まったく手が付かない・・と、
とても困っている雰囲気を感じます。
このような状態の子に、
聞いてもらえることはただ一つで、
この子が計算できない を、
即、解の公式で計算してしまうことです。
これでしたら、
この子に真剣に、
聞いてもらえますから、
この子の学びになります。
こちらは、
「どうやるの?」と聞かれてすぐ、
の
a が、3 で、
b が、0 で、
c が、-12 を、
教えます。
解けないために、
とても悪い状態ですから、
回りくどいことを言わないで、
の
3 を示して、
「これ、a 」、
-12 を示して、
「これ、c 」、
そして、
「 b はない。0」です。
この後、
「解の公式を指定されているから」と、
念のために伝えて、
x= を、
こちらが、無言で書いてしまいます。
解の公式を指定されていなければ、
と、
簡単に解くことができます。
それだけに、
解の公式で計算できない を、
何とかしたいと強く思っているこの子は、
こちらが無言で書く解の公式を、
真剣になって、
ジッと見ます。
そしてボソッと、
「分かった!」です。
続きを、
この子に任せます。
(基本 -685)、(分数 -291)