2022年01月29日(土)~2022年02月04日(金)のダイジェスト。

22年01月29日(土)

 

5+1= を初めての子は、

自力で計算できません。

 

ですから、

子どもの自己イメージは、

「計算できない」です。

 

こちらの計算の実況中継を見せることで、

5~10問で、

急速に、

「本当に、自分は、計算できないの?」から、

「計算できているらしい・・」に変わり、

「計算できる」に変わってしまいます。

 

そして、

実際に計算できる子に育ちます。

 

 

22年01月30日(日)

 

7+8= のようなたし算の指が取れると、

この問題の上に、

答え 15 が重なって見えます。

 

どうして、

答えが重なって見えるのかを、

子どもは説明できませんが、

7+8=15 と書きます。

 

3つの分数のかけ算  {\Large\frac{5}{9}}×1 {\Large\frac{1}{2}}×3 {\Large\frac{1}{5}}= でも、

同じようなことが起こる子がいます。

 

 {\Large\frac{5}{9}}× {\Large\frac{3}{2}}× {\Large\frac{16}{5}}= が重なって見えて、

その上に、

 \require{cancel}\displaystyle {\frac{\begin{matrix} \\\cancel{5}\end{matrix}\,}{\begin{matrix}\cancel{9}\\3\end{matrix}\,}}×1 \require{cancel}\displaystyle {\frac{\begin{matrix} \\\cancel{1}\end{matrix}\,}{\begin{matrix}\cancel{2}\\ \end{matrix}\,}}×3 \require{cancel}\displaystyle {\frac{\begin{matrix}8\\\cancel{1}\end{matrix}\,}{\begin{matrix}\cancel{5}\\ \end{matrix}\,}}= が見えて、

答え 2 {\Large\frac{2}{3}} が、

手前に見えてしまう子です。

 

 

22年01月31日(月)

 

2けたの筆算のたし算で、

繰り上がり数 1 を、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 48 \\ +\: 64 \\ \hline102\end{array} }} \\ 足し忘れています。

 

繰り上がりのたし算を計算するときに、

「繰り上がりがあっただろうか?」の

後追いの計算は、

足し忘れを起こします。

 

繰り上がり数 1 が出たとき、

「次のたし算で、1 増やす」と決めれば、

先回りして待ち伏せますから、

足し忘れが減ります。

 

 

22年02月01日(火)

 

「答えを出せない子」に、

8×125= を教えるとき、

未来のある時点の「確実に答えを出せる子」を、

こちらは内面にイメージします。

 

つまり、

この子の達成予言を心に持って教えます。

 

 

22年02月02日(水)

 

問題  {\normalsize {(2+\sqrt{-2\:\:})(3+\sqrt{-2\:\:})}}= に、

「どうやるの?」と聞く子は、

自力で計算しようとしています。

 

子どものこの気持ちをそのまま残せるように、

こちらは、

即、

次の計算  {\normalsize {(2+\sqrt{2}{i})(3+\sqrt{2}{i})}}= だけを、

リードします。

 

 

22年02月03日(木)

 

3元1次連立方程式 {\begin{eqnarray}\left\{\begin{array}{1}2x-3y-z=12\\3x+2y+z=-1\\-y+z=-4\end{array}\right.\end{eqnarray}}

3番目の式 -y+z=-4 は、

x が欠けた式です。

 

掛けた文字 x の係数(前に付いている数)が、

0 ということです。

 

ボソッと、伝えれば、

思索好きな子を強く刺激できます。

 

 

22年02月04日(金)

 

30+14= の 30 を示して「さんじゅう」、

14 の 1 を示して「よんじゅう」、

4 を示して、

「よんじゅういち、よんじゅうに、

よんじゅうさん、よんじゅうし」と数えれば、

答え 44 です。