2022年02月05日(土)~2022年02月11日(金)のダイジェスト。

22年02月05日(土)

 

問題を見たら、

見ただけで、

答えが出る「たし算の感覚」を持つために、

数えて答えを出す計算の数えるスピードを、

精一杯まで速めます。

 

すると、

数える回数の違いが、

リズムの違いに変質します。

 

例えば、

足す数の違いは、

+6 の 6回や、

+3 の 3回や、

+5 の 5回のように、

数える回数の違いから、

+6 は、「6回数えるリズム」で、

+3 は、「3回数えるリズム」で、

+5 は、「5回数えるリズム」のように

大きく変わります。

 

 

22年02月06日(日)

 

見えていない部分があるから、

計算できません。

 

見えていない部分だけを見えるようにすれば、

残りは見えるのですから、

自力で計算します。

 

ここでは、

少し変わった書き方

 {\normalsize {(2+\sqrt{-2\:\:})(3+\sqrt{-2\:\:})}}= の

複素数の計算を例にします。

 

 

22年02月07日(月)

 

x の項が欠けた

2次方程式  {3x^{2}-12=0} の解き方を、

解の公式を指定することで、

b=0 に気付かせようとしています。

 

 

22年02月08日(火)

 

子どもには、

慣れ親しんでいる所要時間があります。

 

速いスピードの計算をできるはずなのに、

ダラダラと計算しているのは、

無意識の所要時間を

使い切ろうとコントロールされているからです。

 

こちらのリードで、

速いスピードの計算を疑似体験させれば、

無意識の所要時間を短くできます。

 

{\normalsize{\begin{array}{rr} 27 \\\:\times\:\:\: 6 \\ \hline \end{array}}}\\ のような筆算のかけ算を例にします。

 

 

22年02月09日(水)

 

約分  {\Large\frac{26}{65}}= の約数 13 を、

思い付くか、

あるいは思い付かないかです。

 

 {\Large\frac{26}{65}}= の約数 13 を思い付く感覚自体は、

教えようがありません。

 

思い付かない子に、

「13」と、約数だけを教えれば、

すぐに  {\Large\frac{26}{65}} {\Large\frac{2}{5}} と約分できます。

 

すると、

その問題  {\Large\frac{26}{65}}= と、約数13 が、

子どもの心に残ります。

 

 

22年02月10日(木)

 

2けたの筆算のたし算は、

いくつかのルールを組み合わせて、

答えを出します。

 

意外なルールで、

受け入れることに抵抗します。

 

例えば、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 68 \\ +\: 47 \\ \hline \:\:\:\:5\end{array} }} \\ の次の計算、

6+4=10 に、

繰り上がり数 1 を足した答え 11 を、

一部分ではなくて、

すべて、 {\normalsize { \begin{array}{rr} 68 \\ +\: 47 \\ \hline115\end{array} }} \\ と書くことです。

 

こちらがリードして、

繰り返し使わせれば、

自然に受け入れます。

 

 

22年02月11日(金)

 

まねする計算見本を、

2つ並べて見せます。

 

 {\Large\frac{1}{3}} {\Large\frac{2}{6}}     {\Large\frac{2}{5}} {\Large\frac{6}{15}} 

 

すると、

高い力の子でも、

左の見本だけを見てまねします。