のような繰り下がりのあるひき算の
答えの出し方の教え方を、
詳しく話します。
教える内容は、
答えの出し方だけです。
そのように計算する理由を、
教える対象にしていません。
① 答えの出し方。
② そのように計算できる理由。
この 2つを同時に教えると、
子どもの負担がとても大きくなります。
だから、
この 2つを切り離して教えます。
2つを切り離して教えるのですから、
どちらを先に教えるのかを選びます。
経験上の知恵ですが、
「答えの出し方」だけを先に教えて、
子どもが自力で答えを出せるようになった後、
「そのように計算できる理由」を教えれば、
子どもは楽に理解できることが、
分かっています。
ですから、
以下に、
の「答えの出し方」だけを、
かなり詳しく話します。
こちらの計算を見せることで、
子どもを参加させる教え方です。
こちらが見せる計算を、
子ども自身がしているように、
感じさせる教え方です。
以下は、
こちらの教え方の実例です。
の 3 と 1 を、
ペンの背で隠して、
「2-5、できない」、
「12-5=7」と計算します。
「12-5=7」と言い終わるまで、
の 3 と 1 を、
隠したままです。
そして、
5 の真下を示して、
「ここ、7」です。
こちらが見せる計算を、
自分がしているように、
子どもは疑似体験して、
と書きます。
子どもが、7 を書いたらすぐ、
の 3 を示して、
「1 減って、2」とリードして、
15 の 1 を示して、
「2-1=1」、
15 の 1 の真下を示して、
「ここ、1」です。
計算を疑似体験している子は。
と書きます。
このように、
答えの出し方だけを、
見せて教えれば、
子どもも自然に参加します。
子ども自身が、
計算しているような疑似体験です。
実際に、
このような教え方をしていただければ、
お分かりいただけますが、
短時間で、1問の答えを書き終わります。
15秒前後の短時間です。
子どもが自力で、
「計算できそう・・・」と、
こちらが感じるまで、
同じようなリードで、
3~4問や、
5~6問見せます。
(基本 -745)、(+-
-396)